性的マイノリティの子どもたちが抱えやすい7つの悩み
- 自分自身を受け入れられない
- 男らしさ女らしさを抑圧される
- 男女区分されているものの押しつけ
例)制服、トイレ、プール、宿泊行事など - 異性愛前提で物事や話が進められる
- 本当の自分を表現できない・出せない・嘘をつく
- 誰に相談したらよいかわからない、相談できない。
- 将来設計がしづらい、大人になったときの自分を想像しにくい
例)結婚や子どもの問題、就職時の性別など
1~7はもちろん性的マイノリティの子どもたちのなかでも、個々によって抱えている悩みや度合いは異なりますが、当事者の子どもたちに限らず『自分自身』を抑圧される環境化のなかで誰にも何も話せずに生きるというのは、誰であっても生き苦しいものではないでしょうか。だからこそ、一人一人の子どもたちが自分を大切に活き活きと生きていける環境を家庭・学校の両面から整えていくことが重要だと私は考えます。
保護者としてできること
我が子への愛情を持って受け入れて
受け止める愛情
性的マイノリティであるがゆえに親に見放されたり、縁切りをせざるをえない状況になってしまった子がどれほど心に傷をおっているか知っていますか。一番受け止めていただきたい相手に拒絶される悲しみがどれほど辛いか知っていますか。多くの子どもたちが一番受け止めていただきたいのは友人でも先生でもなく、まずは保護者の方なのです。もちろん保護者の方であっても1人で抱えきれないことはあるかと思います。今は性に特化した専門機関も非常に多くありますので、お子様と一緒に相談されてみてもいいですし、まずはあなた自身がしっかりとお子様の声に耳を傾けていただきたいなと思います。