アクセスはトラムが便利
会場前にあるトラムのフランダース・エキスポ駅
会場は国内の主要エキスポスペースであるフランダース・エキスポ。高速特急の発着駅となるゲント・シント・ピータース(Gent St-Pieters)駅から、フランダース・エキスポ(Flanders Expo)駅行きのトラムに乗り20分ほどで到着。期間中はゲントの町が「ゲント・フロラリア」で一色に。トラム乗り場も表示が出ているのですぐに見つかることでしょう。入場料は20ユーロ。当日でも会場でチケットを購入できますが、大変な混雑となりますので事前購入を強くお勧めします。購入は
公式サイトからも可能。
どちらが地面?と一瞬悩む
フランダース・エキスポ内は大きく8つのホールに別れています。ひとつひとつのホールを見学するのではなく、各ホールをすべて通過する長~い展示コースを道順に沿って進む、という流れになります。
会場全体は4万4千平方メートルの広さ、と聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、本展示のためにトラック3415台が土を運んだと聞くと、そのスケールが少しは想像ができるのではないでしょうか。
ゲントを代表する花は西洋ツツジ
展示コースの全長は2.3キロ。国内外の園芸家やフラワーアーティストの作品が、テーマに沿って矢継ぎ早に登場します。
地元小学生たちによる可愛らしい鉢植えから、ベルギー出身の世界的なフラワーアーティスト、ダニエル・オストといった巨匠のものまで、有名無名に関わらず様々な作品が一度に鑑賞できるのが魅力。植物の展示の可能性を最大限に探る多種多様なインスタレーションは目に鮮やかで、園芸好きならずとも心惹かれてしまいます。
それでは趣向を凝らした展示の一部をご紹介します。