最終日の買い物に最適!林華泰茶行は早朝から営業
台湾土産で人気の品といえば中国茶ですよね。安くていいものをお探しでしたら、台湾茶問屋の林華泰茶行がだんぜんおすすめ。地元の信頼も厚く、小売りをしてくれるので観光客でも気軽に入れます。林華泰茶行は120年続く老舗で、リーズナブルなものから高級茶葉まで揃う。
お茶に対する真面目な姿勢が長年愛され続けている証
他の茶葉店とはちょっと違う雰囲気
この店が現地の人にこよなく愛され、繰り返し客が訪れる理由、それはお茶に対する真面目な態度。そして価格と味。洒落た紙袋に入れてくれるわけでもなく、埃ひとつないような華々しい茶器がショーウィンドーに並ぶようなこともありませんが、それでもここのお茶が好きだという人々の思いがあるのです。
自分の欲しいランクの茶葉を買えるのがいい!
柱に貼られた価格表を参考にしてみよう
茶葉を売る店の中には、種類が多いことを売りにするために、中国大陸産のお茶も含めて数10種類もの茶葉を扱うところもあります。しかしお茶好きならワクワクするようなラインナップでも、初心者にとっては面食らうことがありますよね。
ここ林華泰茶行は台湾茶を中心に15種類を揃え、さらにランクが細かく分かれているもの特徴で、烏龍茶なら1斤(600g)80台湾元(約290円)から3200台湾元(約11,350円)のものまで10種類! その中で当ガイドのおすすめは、金萱茶600台湾元(600g2,120円)。バニラのような甘い香りと優しい味わいが特徴の台湾茶です。
缶あり、なし、ハーフサイズなど自分スタイルで買えるからラク!
大きな大きな茶缶がずらりとならび、その中に入った茶葉を自分の目と鼻で確かめることができるのも問屋ならでは。空港のお土産店より安くておいしいお茶が手に入ります。お茶の単位は1斤(600g)ですが、半斤(300g)やその半分の150gでも買うことができます。店の名前が入った細長いビニール袋に入れてくれますから、すでに何か茶筒を持っているなら袋のまま買えばスーツケースに入れてもかさばりません。お土産用にするならば、店の名前が入った金色の茶筒を別に買うことができます。
朝7時半から開店!お茶の焙煎機なども見学可能。
朝7時半から夜9時まで営業していますから、最終日の午前に立ち寄れるのも観光客にとっては嬉しいポイント。時間があれば裏にある工場も見学させてもらいましょう。林華泰茶行との出会いが、台湾茶をもっと身近なものに変えるかもしれません。
<DATA>
■林華泰茶行(リンホワタイ)
住所:台北市重慶北路二段193號
アクセス:MRT大桶頭駅2番出口から約3分
TEL:02-2557-3506
営業時間:7:30~21:00
※1台湾元=3.5で計算しています(2014・10)