赤・青・黄の三原色を絵の具で描こう……親子で絵画制作に挑戦！

親子で絵具を使って絵画制作……三原色ってなぁに？

三原色とは色の基本となる三つの色のことです。ひとつは、赤、青、緑の光の三原色。もうひとつは、シアン（青緑）、マゼンタ（赤紫）、黄の色の三原色です。シアン、マゼンタという色名は印刷用のインクでも聞いたことがありますよね。

このシアン、マゼンタは、メーカーや使用されている顔料によって微妙に色の違いがあります。また販売していないメーカーもありますので、ここでは馴染みのある純度の高い原色、赤、青、黄を使っていきます。

今回は年齢にあわせ無理なく親子で楽しめるよう、幼児版と小学校低学年版に分けてご紹介します。こどもがよく使用する絵の具には、チューブ式の水彩絵の具とパレット式の固形水彩絵の具がありますが、混色を楽しむためにチューブ式の水彩絵の具を使って絵を描いていきましょう。
 

幼児さんが体験する「色のふしぎ！ 三つの色で何を描く？」

準備するもの：絵の具（赤、青、黄）、絵筆、画用紙、水入れ（色の変化がわかるように透明容器を使います）、紙皿3枚、アルミホイル 紙皿3枚にアルミホイルをかぶせ、紙皿パレットをつくります。それぞれ一色ずつ絵の具を出しましょう。 紙皿パレットにある絵の具から、自由に絵を描きましょう。はじめは一色ずつ絵筆につけ描いていき、少しずつ混色をして色の変化に気づかせてあげるとよいですね。 透明容器の中の水も変わってきましたよ。色はパレットや画用紙上での変化だけではなく、水の変化も楽しめます。 赤、青、黄の三色の他に、緑、オレンジ、茶も生まれ六色の絵が完成しました。 描き終わったら、紙皿パレットのアルミホイルはたたんで捨てましょう。紙皿は再利用できるから、次使うまで取っておくといいですね。

小学校低学年が体験する「色の誕生！ 三原色で描こう」

準備するもの：絵の具（赤、青、黄）、絵筆、画用紙、水入れ、パレット パレットに赤、青、黄の絵の具を出し色を混色していきます。ここで多くの色をつくりましょう。二色から三色と、色の範囲を広げてみてください。 混色した色を使って絵を描いていきます。好きな絵を描くのもいいですが、テーマを与えそのテーマに合わせて描くのもおもしろいです。
今回は、『お花』をテーマに描いていきました。 紺、緑、エンジ、紫、黄土。たくさんの色が誕生しました！世界にひとつしかないお花の完成です。
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