テクノポップ/海外のテクノポップ

世界のエレクトロ男女ペア~中央アジア(3ページ目)

「世界のエレクトロ男女ペア」対談28回目! 辺境への旅は続きます。目指すは、旧ソ連だった中央アジアの国々(カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタン)。大胆なMusicola、辺境の極みYerzhan & Meruert、ノリノリOybek va Nigoraなどツッコミどころも満載!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

ウズベキスタン

ガイド:
旧ソ連圏でも中欧アジアは独特の趣をを感じます。ウズベキスタン(Uzbekistan)はそこそこ大きな国で、人口も3,000万人近く中央アジア一。ウズベク人が主要民族で、ウズベク語が公用語(ロシア語は公用語から独立後外れたが、ロシア語の話者も多い)。問題はウズベク語。ソ連によってウズベク語にキリル文字が導入され、2005年からラテン文字表記に戻しおり、現在も混在しています。Googleでもウズベク語は翻訳できる言語になっていないので、ウズベク語の情報は理解不能です。

Oybek va Nigora (Ойбек ва Нигора)

ガイド:
ウズベキスタンまで来ると旧ソ連圏とは違う中近東に接近した、でも中近東そのものではない異国情緒でいっぱいです。さて、Oybek(男性)とNigora(女性)のアイドルっぽいデュオ。ウズベク歌謡というのが多分あるんだと推測しますが、それをベースにちょっと流行のクラブサウンドを混ぜたようなダンスミュージックになっています。意味も無くノリノリになるサウンドです。
oybekandnigora

Oybek & Nigora


Otashinda yo'q (YouTube)

松見:
中央アジアは個人的に未開の地だったので、本当にエレクトロで男女ペアがいるとは驚きです!

ガイド:
同じアジア大陸の遊牧民族であるモンゴルを調べた時に、結構面白い曲があったので、僕たちのイメージ以上にこの辺りは進んでいる気がします。

タジキスタン

ガイド:
人口700万人程度タジキスタン(Tajikistan)ですが、他の中央アジア諸国と比べるとアジアっぽい風貌の人が少なく、タジク人はイラン人に近いそうです。男女デュオはいたものの、かなり今回の主旨からかけ離れすぎるので、途中で断念しました。

トルクメニスタン

ガイド:
510万人程度の人口を抱えるトルクメニスタン(Turkmenistan)は中央アジアの北朝鮮とも揶揄されます。男女ペアは不発でしたが、カザフスタンと同様、トルクメニスタンについても辺境ポップの視点から二つ記事を書きました。

謎の国、トルクメニスタンの歌姫 (All Aboutテクノポップ)
トルクメニスタンの双子アイドル (All Aboutテクノポップ)

松見:
おお!辺境ポップの紹介のみならず本当に中央アジアの辺境へ旅するとは、脱帽しました。

【関連記事】
世界のエレクトロ男女ペア連載(All Aboutテクノポップ)
1)~23)までは24)以前の記事から辿ってください。

24) ウクライナ編
25) ベラルーシ編
26) グルジア&アルメニア編
27) アゼルバイジャン編

Bitpop! Breezesquad (All Aboutテクノポップ)
対談相手の松見真之介さんへのインタヴュー
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