テクノポップ/海外のテクノポップ

世界のエレクトロ男女ペア~ベラルーシ

「世界のエレクトロ男女ペア」対談25回目! CIS(独立国家共同体)、ウクライナに続いては、旧ソ連時代は“白ロシア”と呼ばれたベラルーシ。独裁政権が続く、謎の国。意外にも実験系がいて、スラブ歌謡の伝統も引き継がれています。お勧めは、Ambassador 21、ナタリヤ・パドルスカヤなど。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

ベラルーシ

ガイド:
ベラルーシは謎の国の一つで一度行ってみたいのです。僕が世界地理を習った時は、ソ連の白ロシアと呼ばれていた地域です。ウクライナと並んで、美人が多い国として以前テレビで紹介されていた記憶があります。同時にルカシェンコ大統領は欧州最後の独裁者と呼ばれています。最近、VK(フコンタクテ)というロシア語圏のfacebookのようなSNSでベラルーシのV系が好きな女の子と友だちになったのですが、ベラルーシにもV系が好きな人がいるんだと…で、無理矢理、capsuleとPerfumeを薦めておきました(笑)。

Ambassador 21

ガイド:
fuckallsystems

Fuck All $y$tem$

ベラルーシ、実はあまり期待を持たず調べ始めたのですが、意外と面白いのが出てきました。ベラルーシっぽくないやつから行きます。Ambassador 21は、首都ミンスク出身のデジタルハードコア・ユニット。Natasha A TwentyoneとAlexey Protasovの二人(が2001年に結成し、現在迄ヨーロッパ全土を中心にインターナショナルに活動しています。

FUCKALLSYSTEMS (YouTube)
Fuck All $y$tem$ (BandCamp)

 

ベラルーシという独裁政権と呼ばれる国でこんなアグレッシブなユニットが生まれたとは驚き。Dub-Stepよりのこちらの曲では、「We left our country. One shit is behind - we go for new one.」とのメッセージをYouTubeに載せています。

Dope On
(YouTube)

松見:
おお!こういったライオット精神溢れる楽曲は何だか旧ソ連らしいというか、最近だと2012年に教会の抗議活動によってメンバーが逮捕され(昨年末ようやく釈放されたようです)話題になったロシアのフェミニストパンク集団Pussy Riotも記憶に新しく、数々の著名ミュージシャンが支援を表明するほどのセンセーショナルな出来事でもありましたが、そんなパンク~カウンターカルチャーの持つパワーのようなものをAmbassador 21からも感じます。

ガイド:
Pussy Riotについては、僕もBlogの方で書きましたが、セクシーな表現に対しては緩いロシアですが、政治的および宗教的に問題とされる表現に対しては超保守的かつ強権的な姿勢です。

Pussy Riotに有罪判決! (音楽世界旅行)

KAlt/Kaltherzig

松見:
thefirstcold

The First Cold

ダークエレクトロ系のKAlt、元々は2008年にAlexander Krupp(Depeche Modeよろしく低音お耽美系なヴォーカルが特徴)のソロプロジェクトということで、彼以外のメンバーは流動的。まずAliceが加わりデュオとして。2010年にはNika Nonameを迎えてトリオ編成になり、ユニット名もKaltherzigに改名しています。2013年にリリースされたシングル(タイトルも「Single」)のクリップを見るとAlice嬢の姿はなく、現在はAlexanderとNikaのデュオに加え、男性ドラマーを加えた編成となっているようです。

Single (YouTube)
The First Cold (amazon.co.jp)

 

ガイド:
Alexander君の辮髪を思わせるヘアスタイルは印象的です。

 

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