フランス語

自然災害のフランス語

豪雨、土砂災害、突然の火山の噴火も含め様々な自然災害のニュースが後を絶ちません。フランスのメディアでも伝えられた日本でのこうした災害に関するフランス語表現を、まとめてお勉強してみましょう。

越智 三起子

執筆者:越智 三起子

フランス語ガイド

豪雨、土砂災害、突然の火山の噴火も含め様々な自然災害のニュースが後を絶ちません。フランスのメディアでも伝えられた日本でのこうした災害に関するフランス語表現を、まとめてお勉強してみましょう。

土砂災害関連

eboulement

雨による地盤のゆるみ

まずは、土砂災害に関連するフランス語からみてみましょう。「地すべり」を表すフランス語はGlissement de terrain(グリスマン ドゥ テラン)です。また「崩れ落ちる」という意味のフランス語はébouler(エブレ)という動詞ですが、その名詞形であるéboulement (エブルマン )を用いて、例えばrocher(ロシェ/岩山)が崩れる場合には、éboulements de rochers (エブルマン ドゥ ロシェ)といった表現もします。

他にも、décombres(デコンブル/がれき)やboue(ブ/泥)、intempéries(アンタンペリ/悪天候)のような名詞、s'accumuler (サキュミュレ/積み重なる)という動詞、détrempé(e)(デトランペ/水浸しの)という意味の形容詞などを覚えておくと土砂災害関連のニュース理解度がぐんと上がります。

噴火関連

次に、日本がvolcan(ボルカン/火山)を無視することができない国であるという事実を見せつけられた御嶽山のニュースから噴火関連の語彙をひろってみましょう。「噴火」を表すフランス語は、éruption(エリュプスィオン)、「火山灰」はcendres volcaniques(サンドル ヴォルカニック)といいます。「噴火した」と表現したい場合には「噴火の状態に入る」という意味のentrer en éruption(アントレ アン エリュプスィオン)を用いましょう。なお、過去形にする場合には助動詞êtreを用い、Le volcan est entré en éruption. となりますのでご注意ください。

couche(クーシュ/層)、 vapeur(s) (ヴァプール/蒸気)、 fumée(s)(フュメ/煙)、 gaz toxique(s )(ガズ トキスィク/有毒ガス)などの名詞も要チェックです。

次ページでは、救助活動に関する言い回しをみてみましょう。
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