最終版の設定は解除できる
気を付けたいのは、「最終版にする」の設定はセキュリティの機能ではないということでです。なぜなら、最終版のファイルを開いて、「ファイル」タブの「プレゼンテーションの保護」から「最終版にする」を再度クリックして設定を解除すれば、誰でもスライドを修正できてしまうからです。最終版を解除するには、最終版として設定したときと同じ操作を行う。情報バーの「編集する」ボタンをクリックして、解除することもできる。
最終版の設定は、「これは完成版なので修正する必要がありませんよ」のメッセージを第三者に伝えるためと、自分自身でファイルを管理する際の目印にする目的て使うといいでしょう。
セキュリティを厳重に設定して、一切スライドを修正できないようにするには、ファイルをPDF形式で保存したり、パスワードを設定するなどの工夫が必要です。
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