最終版のファイルは「読み取り専用」になる
最終版に設定したファイルを開くと、画面上部に「読み取り専用」と表示されます。これは、ファイルを開いて閲覧することはできるが編集できない状態であることを示しています。最終版のファイルを開くと、画面の一番上のファイル名の右側に「読み取り専用」と表示される。
また、リボンの下に情報バーが表示され、「最終版」であることが目立つようになっているのが特徴です。
ひとめで「最終版」であることがわかるように、情報バーが表示される。
読み取り専用モードでは、リボンが自動的に折りたたまれて表示されますが、「ファイル」や「挿入」などのタブをクリックすると、通常のタブの内容が表示されます。ただし、読み取りモードでは編集することができないので、タブ内のボタンはグレーアウトして使えません。つまり、「見るだけ」の状態になっているということです。
タブの中で、グレーアウトしているボタンは利用できない。読み取り専用モードでは、編集機能が使えない状態になっている。
画面下部のステータスバーにも「最終版」のアイコンが表示され、ファイルが完成版であることを強調しています。
最終版として保存したファイルには、最終版のアイコンが表示される。
これにより、ファイルを受け取った人が、これは作成途中のファイルではなく、完成版のファイルであることを意識できるようになっているわけです。