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大貫勇輔『Dracula(ドラキュラ)』インタビュー!

この秋、NBAバレエ団が創立20周年記念公演として『Dracula(ドラキュラ)』を上演。マイケル・ピンク振付けの話題作が、遂に日本初上陸を果たします。主演を務めるのは大貫勇輔さん。気鋭のダンサーとバレエ団の異色のタッグも見所のひとつです。ここでは、リハーサル中の大貫さんにインタビュー。作品への想いをお聞きしました。

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

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バレエ作品『Dracula(ドラキュラ)』でタイトルロールを踊る大貫さん。
オファーが来たときの心境はいかがでしたか?

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大貫>僕の17歳のころからの親友がNBAバレエ団の舞台監督を務めていて、彼が芸術監督の久保紘一さんに“大貫勇輔っていうダンサーがいるんだけど次回作『Dracula(ドラキュラ)』に合うと思う”と推薦してくれたのがそもそもの始まりでした。僕の出ている舞台を久保さんが観に来てくれて、そこで是非お願いしたいと言ってくださった。僕も舞台の映像を見せてもらっていたので、こんなすごい作品だったらやってみたいと思い、参加させてもらうことになりました。

ph

 

オリジナルは1996年から上演されていて、アメリカでは非常にポピュラーな作品だと聞いています。振付けはマイケル・ピンク。動き自体はバレエを用いてダンサブルにつくられているけれど、かなり芝居の要素も強いですね。

小説の『ドラキュラ』をベースにしているので、すごくストーリー性がある。現地ではハロウィンシーズンに上演されることが多いらしく、エンターテインメント性もふんだんに盛り込まれています。たまたま表現方法がバレエだったというだけで、僕としては芝居をしてる感覚が強い。そういう意味でもマシュー・ボーンの『ドリアン・グレイ』と通じるものがある気がするし、あのときの経験がすごく役立つと思います。

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