死者の日の代表的なスポット
ミチョアカン州の死者の日風景 (C)メキシコ国立人類学研究所 www.inah.gob.mx
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メキシコシティ内の死者の日おすすめスポット
メキシコ観光の中心地となるメキシコシティ内でも、死者の日を気軽に楽しめる場所がたくさんあります。セントロ地区では、中央広場ソカロ(Zocalo)、ソルフアナ大学(Claustro Sor Juana)、メキシコ国立自治大学(通称UNAM)の祭壇コンクール「メガ・オフレンダ」が有名です(南部にある同大学キャンパス内で開催されていましたが、2016年よりセントロ地区のサント・ドミンゴ広場で開催)。無数のユニークな祭壇が広場や通りを埋め尽くします。また、南部ではコヨアカン地区中心部のイダルゴ庭園(Jardin Hidalgo)、フリーダ・カーロ美術館、ソチミルコ地区のドローレス・オルメド美術館の祭壇が有名です。『007 スペクター』で話題になったあのパレードも!?
映画『007 スペクター』の影響で、同映画の冒頭に登場する派手なパレードを望む観光客が急増していますが、あそこまでの規模のパレードは、実際にはメキシコシティでは開催されていません。しかし、2016年より、『007 スペクター』のメキシコ・ロケに関わった、美術、メイク、エキストラのスタッフが参加するパレードが行われ、好評だったため、毎年開催されています。2018年は10月27日に開催予定です。メキシコシティの目抜き通り、レフォルマ通り(Avenida Reforma)沿いのチャプルテペック公園(Bosque de Chapultepec)の入り口近くにあるモニュメント、エステラ・デ・ルス(Estela de Luz)を16:00に出発し、フアレス通り(Avenida Juarez)、市中心部の大広場ソカロ(Zocalo)へ向かうコースを辿ります (20:00終了予定)。
また、一般も死者の日のメイクをして自由に参加できる死者の日のパレードも、2013年より毎年行われています(2018年は10月21日開催)。レフォルマ通りにある、独立記念塔(Angel de la independencia)を19:00に出発し、中心部のセントロ地区にある、国立芸術院(Bellas artes)まで行進します。
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■Zocalo(ソカロ)
住所:Plaza de la Constitución s/n,Centro Historico(Googleマップ)
アクセス:地下鉄1号線Zocalo(ソカロ)駅下車すぐ
■Plaza de Santo Domingo(プラサ・デ・サント・ドミンゴ。UNAMの「メガ・オフレンダ」開催場所)
República de Brasil s/n , esq con Belisario Domínguez, Centro Historico(Googleマップ)
アクセス:地下鉄1号線Zocalo(ソカロ)駅下車すぐ
■Claustro Sor Juana(ソルフアナ大学)
住所:Jose Maria Izazaga 92,Centro Historico(Googleマップ)
アクセス:地下鉄1号線イサベル・ラ・カトリカ(isabel la catorica)駅より徒歩約2分
■ Jardin Hidalgo(イダルゴ庭園)
住所:Felipe Carrillo Puerto (Entre Caballo Calco y Felipe Carillo Puerto),Centro Coyoacan,Del.Benito Juarez(Googleマップ)
アクセス:地下鉄3号線ビベイロス(Viveiros)からコヨアカン中心部(Centro Coyoacan)へ向かい徒歩約20分。
■Casa Frida Kahlo (カーサ・フリーダ・カーロ。フリーダ・カーロ美術館)
住所:Londres 247 esq. Allende,Del Carmen, Coyoacán(Googleマップ)
https://goo.gl/maps/iNfjjorBYnM2
アクセス:地下鉄3号線のCoyoacan駅からタクシーで約10分
開館時間:10:00~17:30 月曜休
■Museo Dolores Olmedo(ドローレス・オルメド美術館)
住所:Av. Mexico 5843 (Antiguo Camino y Xochimilco), La Noria,Xochimilco (Googleマップ)
アクセス:トレン・リヘロのラ・ノリア(La noria)駅から徒歩約10分
開館時間:10:00~17:30 月曜休
旅先での「死者の日」の過ごし方
町なかで、ガイコツ人形や、パペルピカドの飾り付けが始まるのは10月15日以降。祭壇は10月25日ごろから本格的に飾り付けられます。屋外の祭壇は10月31日から飾り付けられて、11月2日の夕方までには片付けられることが多いため、見学は、10月31日の夕方以降か、11月1日がベストです。 10月31日はハロウィンのように、ガイコツやお化けの仮装をした人々が町を練り歩きます。また、死者の日期間中は仮装した子どもたちがガイコツ型の小さなバケツを持ち歩き、小銭か菓子を通行人にもらいにきます。断っても問題はありませんが、もしも何かプレゼントする場合は、現金よりは、ガムや飴などの菓子を入れてあげるのがいいでしょう。多くのライブハウスやクラブでも、死者の日イベントが開催されるので、仮装して参加するのも面白いです。仮装グッズは路上やスーパーなどで売られています。墓地を見学する際には、お参りしている人の邪魔にならないように。写真撮影も、対象になる人の許可を取るなどして注意を払いましょう。また、日本のお盆と同様に、帰省する人々が多いので、メキシコシティから地方へ向かう長距離バスや飛行機といった交通機関が非常に混雑します。とくに、死者の日が名物のオアハカとミチョアカン方面へ移動の際は、時間にゆとりを持ってスケジュールを組みましょう。人混みではスリなどの窃盗が増えるので気をつけて下さい。治安については記事「メキシコの治安 危険な時間帯や時期、注意点」を参考にご覧ください。