『フライト・ゲーム』は飛行機の機内で起こる脅迫事件を描いたスリリングなミステリーアクションです。エンタメ要素をすべてつぎ込んだような内容で、男女問わず楽しめる作品に仕上がっています。
それにしても、本当に飛行機の映画って面白い作品が多いですねえ～というわけで、『フライト・ゲーム』を中心に飛行機映画の面白作品をいくつかピックアップしてみました。見比べてみるのも楽しいですよ！
空の密室で犯人探し！の飛行機サスペンス
『フライト・ゲーム』（2014年度作品）
リーアム・ニーソンが大活躍！
連邦航空保安官のビル（リーアム・ニーソン）は、任務のために搭乗した旅客機で、謎の人物から「1億5千万を送金しなければ、乗客を20分ごとにひとりずつ殺す」と脅迫の電話を受ける。犯人はビルの動向を熟知しており、どうやら機内にいるらしい。つまり飛行機内の人物全員が容疑者！という飛行機サスペンスの快作です。
![『フライト・ゲーム』]()
この中に犯人がいる！全員が容疑者
飛行機が舞台のサスペンス映画は実に多く、なおかつ、けっこう面白いのは、まずは飛行機が密室であることが大きい。何しろ外に出られませんから。加えて、閉鎖感というのも恐怖を煽ります。この映画もその飛行機の特性を大いに利用。飛行機の中の人物全員が容疑者であり、犯人以外は、殺されるかもしれないという恐怖があるのに逃げられないという……。次々と怪しい人物が浮上し、主人公のビルさえ、怪しく見えてくるので、最後まで気を抜けません！
容疑者を怪しく見せかける演出が、ときどきわざとらしく感じられるきらいはあるのですが、「監督は観客を楽しませようと一生懸命なんだ！」と好意的に考えれば、それもまたご愛嬌。またリーアム・ニーソン、ジュリアン・ムーアと役者は揃っていますから、しっかり最後までハラハラさせてくれます。
![『フライト・ゲーム』]()
ミステリーありアクションあり、ドクドキハラハラ止まりません！
ちなみにリーアムは62歳！還暦超えでこのアクションですよ。苦み走った顔で『シンドラーのリスト』に主演していた人と同一人物とは思えません。「もしかして双子？」と思ったりして（←違います）。リーアムの幅広い役者力にも感服です！
![『フライト・ゲーム』]()
『それでも夜は明ける』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したルピタ・ニョンゴも出演しています！
監督：ジャウマ・コレット＝セラ 出演：リーアム・ニーソン、ジュリアン・ムーア、ミシェル・ドッカリー、ルピタ・ニョンゴほか
© 2014 TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S. - STUDIOCANAL S.A.
2014年9月6日（土）、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
＞お次はスター俳優が主演する飛行機サスペンスをご紹介いたします！
