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その赤は冷たい印象に見えるかも?4つの赤の色彩心理(4ページ目)

赤は目立つ色、派手な色であることから、苦手意識を持つ人も少なくありません。今回は、4つの異なる赤の色見本をつかって、「赤の印象評価アンケート」を行い、それぞれのイメージの違いを探ってみました。ファッションに赤を取り入れるコツについても、解説します。

松本 英恵

執筆者:松本 英恵

カラーコーディネートガイド


主役になれる「赤」のワンピース

赤のインパクトを活かすのは、ワンピースやコートです。華やかな装いが求められるパーティなどは、赤のワンピースでお出かけしてみてはいかがでしょうか?

■軽やかな、明るい赤のワンピース
明るい赤は、軽やかでキュートな印象があります。色から受けるイメージに加えて、素材やデザインから受けるイメージによって、印象はがらりと変わります。
左から、MARNI/ウール膝丈ワンピース、Diane Von Furstenberg/ポリエステル膝丈ワンピース

左から、MARNI/ウール膝丈ワンピース、Diane Von Furstenberg/ポリエステル膝丈ワンピース


左のワンピースは、ウールならではの落ち着きがあり、フレアならではのかわいらしさもあります。右のワンピースは、シャープなカッティングとポリエステルならではの光沢で、セクシーで大人っぽい雰囲気が感じられるのではないでしょうか。

■落ち着きのある、深みのある赤のワンピース
左から、VICTORIA BECKHAM/ウール膝丈ワンピース、DOLCE & GABBANA/ウール膝丈ワンピース

左から、VICTORIA BECKHAM/ウール膝丈ワンピース、DOLCE & GABBANA/ウール膝丈ワンピース

深みのある赤は、落ち着いた大人の雰囲気があります。どちらもウール素材なので、色の深みが引き立ちます。

濃い赤は、首回りのラインや全体のシルエットが際立ちます。ご自分の顔立ち、体型を活かすものを選ばれると、その魅力を一層引き立ててくれるでしょう。


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