意外と知らない!? 女性ホルモンの常識
恋をすると女性ホルモンの効果でキレイになる
答えはNo ~恋愛するしないとホルモンの分泌量は無関係~
ドーパミンが肌の代謝を活性化
残念ながら、恋をすることで分泌されるホルモンというのは存在しません。ただ、恋をしてうきうきすると、脳内で「ドーパミン」や「セロトニン」といった幸せを感じる脳内伝達物質が増産されます。これだけでも笑顔が増え、魅力がアップしますが、ドーパミンには、細胞の代謝を活性化する作用も。肌のターンオーバーが正常化され、肌が美しくなります。恋をするとキレイになるのは、ドーパミンやセロトニンのおかげだったんですね。
エストロゲンに働きかけてキレイに!
さらに、ドーパミンやセロトニンは、脳内の視床下部と呼ばれるホルモンの司令塔に働きかけます。視床下部から下垂体という所を経て女性ホルモンを作れという指令が卵巣に伝わると、エストロゲンの産生がスムーズに。だから恋をすると、ドーパミンやセロトニンのおかげで、エストロゲンが増えてさらにキレイになるという訳です。
また、愛情ホルモンとして最近話題の「オキシトシン」。元々は出産や授乳で増加し、母性をつかさどるホルモンと言われていましたが、最近の研究で男女のスキンシップでも増加するとの結果が出ています。このホルモンは精神の安定をもたらし、寛容になる働きもあるので内側からのキレイに一役買っているかもしれません。