今や日本を代表するダンサー、大貫勇輔
勇輔は真のBad Boy!
——今回は大貫勇輔さんがゲストですね。彼は真のBad Boyだよ!多くの異なるダンススタイルを持ち、その上、技術の質が高い。彼と一緒にできることは、素晴らしいことだ。他の男子たちも長年、世界中でダンスしている人ばかり。そして彼らのほとんどが、日本は今回が初めてで、日本に来られることをとても喜んでいる。来日公演は彼らの大きな夢でもあったから。観客もこのカンパニーを見ることを楽しみにしているだろうし、ダンサーたちも同じようにエキサイトしているよ。
大貫演じるパリス。Bad Boys of Dance『ロミオ&ジュリエット』より。
彼は素晴らしい俳優だったよ。『Rock the Ballet2』では踊る時間がより長いから、彼にとって大きな挑戦になるだろうね。もうひとつ、7人という少ないダンサーになっているのは、殆どのバレエは1時間、2時間で大勢のダンサーが登場するから、誰が誰だか覚えられない。だけどこのカンパニーならひとつのショーで、誰が何をしているのか、すべて見ることができる。きっと勇輔のファンも彼の踊りをじっくりと楽しめると思う。
切ないパリス。Bad Boys of Dance『ロミオ&ジュリエット』より。
本当?それはオリジナルだなあ(嬉)。『ピーターパン』のポスターは見たんだけど。彼には大きな未来を期待できる。
——どのナンバーを一番気に入っていますか。
難しい質問だね。僕は観客が最終的な演出家だと思っている。僕はこの作品の演出家で作品作りをするわけだけど、最後は観客が決めるんだ。勇輔は今回、素敵なソロがあるよ。ラブストーリーで感情的。マイケル・ジャクソンの曲もいくつかあって、もちろん勇輔も踊るよ。
Bad Boys of Dance『ロミオ&ジュリエット』カーテンコール。