もし、災害や事故でパソコンやインターネットが使えなくなったら?
近年、毎年のように各地の大雨や台風による被害がニュースになっていますが、大きな災害や事故が起こると、IT環境が機能しない状況になることがあります。パソコンなどは精密機械ですから、落下などによって物理的に壊れてしまうこともありますが、特に災害時における一番大きな機能停止原因は、停電です。多くのIT機器は、電力(電源、バッテリー)によって動いています。その電力の供給がストップしてしまったら、パソコンはもちろん、インターネットへの接続もできなくなってしまうのです。
BCPの策定は、業務遂行に最低限必要な人・モノ・電力の把握から
そこで、IT環境への災害・事故リスク対策として、どのような準備をしておけばよいのか、基本的なポイントから押さえておきましょう。