ディナーの料理より御紹介
それでは、ディナーの料理より、料理をいくつかピックアップして御紹介していきましょう。まずは前菜から。
・パルミジャーノのブリュレ 白トリュフの香り
パルミジャーノのブリュレ 白トリュフの香り
パルミジャーノの馨しい香りと白トリュフの香り漂う滑らかなブリュレ。ちょうどスフレとフランの中間のような食感で、コクのあるリッチな味わいがワインを誘う前菜です。
・トリッパの白いんげん豆のトマト煮込み
トリッパの白いんげん豆のトマト煮込み
これはトスカーナで修行されてきたシェフらしい一皿ですね。トマトの円やかな酸味に、臭みのない超柔らかなトリッパと、出汁のテイストが沁み込んだ白いんげん豆。シェフの確かな仕事が光る仕上がりでした。
・鮎と焼き茄子ピュレの冷製スパゲティ
鮎と焼き茄子ピュレの冷製スパゲティ(写真はシェア後)
夏パスタといえば、やはり冷製パスタ料理! 鮎は骨ごと食べられるように丁寧な仕事が施されており、気前の良いボリューム感。鮎は温かい料理のイメージが強いですが、焼き茄子の冷製ピュレとの相性も抜群で、冷製パスタ料理の新境地とも言える完成度。和の食材を取り入れた、まさに夏にピッタリの一皿です。
・オリーブ牛のタリアータ
オリーブ牛のタリアータ
そして肉料理は「オリーブ牛のタリアータ」! これもトスカーナで修行されていたシェフにとっては得意料理の一つでしょう。柔らかな弾力感と、しっかりとした赤身の旨味、それでいて軽やかな食感なのが嬉しい仕上がりで、赤ワインを誘います。
また、添えられたジャガイモや野菜も見事な火入れ。これは是非ともオーダーしてほしい一皿ですね。
通いたくなる一軒
淡路島の有機レモンを使ったパウンドケーキと、自家製ミルクのジェラート
「みんなが集まってきてくれる家庭的な店にしたい」とおっしゃる田畑シェフ。トスカーナとエミリアロマーニャ州の料理をベースにした確かな味のイタリア料理を、気楽に日常に取り入れることができる価格設定も嬉しいですね。通いたくなる一軒がJR高槻駅近くに誕生です。
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・店名: I campi
・所在地:大阪府高槻市北園町2-1
・アクセス:JR西日本「高槻駅」徒歩約5分
・地図:
Yahoo!地図
・TEL:072-683-1511
・営業時間:11:30~14:00(LO)、17:30~21:30(LO)
・定休日:水曜日