大阪グルメ/大阪のフレンチ

ル・カネトン(大阪・谷町六丁目)

07年10月、谷町六丁目に鴨料理とフォアグラを看板に掲げるフレンチがオープン。「サクラ」仕込みの鴨料理をカジュアルスタイルでいただける、カリテ・プリな一軒。深夜2時までの営業も嬉しい、使い勝手の多い店。

執筆者:渡部 功平

名店仕込みの鴨料理を

名物料理に合わせ、ナイフレストも鴨
名物料理に合わせ、ナイフレストも鴨
2007年10月、谷町六丁目から直近に、一軒のフレンチがオープン。まるでカフェのような外観ですが、出てくるものは骨太な料理。フランス語で「仔鴨」を意味する「ル・カネトン」は、その名の通り、鴨とフォアグラを名物とするカジュアルフレンチ。

こちらのシェフ・百合草氏とソムリエの田代氏は、ともにホテルニューオータニ大阪のフレンチ「サクラ」の出身。ガイドと同じ77年生まれ、30歳という節目で独立。

以前ご紹介したように、「サクラ」のシェフ、ドミニク・コルビ氏は、鴨料理で世界的に有名な「ラ・トゥール・ダルジャン」の東京店で料理長も務めた方。ちょうど1年前にいただいたディナーコースの鴨料理は、ガイドの中でもいまだに鴨料理ベスト3に入るほどの素晴らしさです。

そんなコルビ氏仕込みの鴨料理を味わえるとあって、フレンチ好きが期待する中でのオープン。1Fのカウンター、2Fのテーブル席は連日の賑わいを見せています。


次ページからディナーコースをご紹介。
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