老けて見えてしまう顔のポイントとは?
老化と若返りにはポイントがある
今回は「老けて見えてしまう顔のポイント」と、その対処法について解説していきます。
顔が老けたり疲れて見えるのには
当然理由があります。1つずつアプローチしていくことで、5~10歳は簡単に若返るので、効果の高いものから順番に見ていきましょう。
ゴルゴライン改善で8歳は若返る
ゴルゴラインとは、ほうれい線の上部にできる目の下からほおを横切るたるみラインの事。メーラーファットという脂肪が加齢とともにたるみ、下に落ちてしまうことが原因で凹んできます。ゴルゴラインは顔の中心部に発生するため目立ち、ここが暗いと8歳ぐらい老けて見えてしまうと言われています。
もし浅いようであれば、化粧でカバーできますが、深いようであれば、ヒアルロン酸注入などで少し盛り上げると、明るく見え目立ちにくくなります。
右の写真では、効果を半永久的に持続させるために自分の脂肪をゴルゴラインに注入して凹みを埋めました。
目のクマが目立つケース
目のクマをとったところ
クマで5歳は損をしている
目の下のクマにはいくつかタイプがあり、それぞれ治療法が異なりますが、今回は加齢によって目の下が膨らむタイプのクマについてです。この膨らみは、眼球のまわりにある眼窩脂肪という脂肪が、加齢によってだんだんと前方に突出することが原因で発生します。
右の写真は眼窩脂肪を取ることでクマを消したケースです。 すっきりとした印象になりました。
しみは10歳以上も老けて見える
加齢による皮膚の変化の一つにシミやくすみがでることも挙げられます。早い人であれば20代からシミが増え始めます。光老化とも呼ばれ、加齢によって皮膚のターンオーバーが不活発になり紫外線などのダメージが蓄積されやすくなるために起こります。
通常、加齢による老化では皮膚の厚さや色が薄くなる方向に向かいますが、光老化は紫外線に対する防御反応として、皮膚は厚くゴワつき、色も濃くなります。それがシミ、しわとなって現れるのです。
シミの治療には、レーザーや軟膏がとても有効です。
写真にあるシミは、加齢性色素斑といって紫外線が原因となるシミの一つです。このようなシミはレーザーが効きやすいものになります。
シミの種類によって治療法が異なるので、まずは医師の診察を受けることをお勧めします。レーザーについては「バレにくい若返り法」として別記事で紹介しています。
(参考記事:『美容整形はばれる?ばれないように若返りをするコツ』)
今回挙げた3つの老けて見えるポイントは、加齢によってほとんどの人に現れる変化です。比較的簡単に処置でき、かつ若返りの効果の高いものなので、悩んでいる人は参考にしてみてください。