オトナ合コンのたしなみその3:
待ち合わせ場所は「お店」が原則
次は、「待ち合わせ」について一言。場所は必ず「どこどこ駅のなんとか前」ではなく、「その日の合コンが開催されるお店」にすべきです。どこどこ駅のなんとか前からお店までの集団移動でどうしても漂う気まずい空気は、間違いなく直後の合コンに悪影響を及ぼします。最近はGoogleマップや食べログもあるのですから、よっぽどややこしい“隠れ家的なお店”でもないかぎり、成人が道に迷うなんてことは滅多にありません。「全員がキッチリ揃って、はいスタート!」っていうのもまた「いかにも感」のもとになりますし。なんとなくの時間を設定しておいて、仕事の都合でぽつぽつ集まり出すくらいのほうがアダルトチックで、妙な構えもなくなるハズ。オトナ合コンのたしなみその4:
「自己紹介」は最低限に
「いかにも感」が最大限に爆発する悪しき時間が「自己紹介タイム」です。初対面の男女がいきなり顔を付き合わせるのが合コンなのですから、最低限の自己紹介は必要ですが、あの時間のサムさはどうにかしたいもの。ということで、ここでは合コンの達人である友人がよく使っているらしい「必勝の自己紹介法」を伝授しましょう。といっても奇をてらったものではなく、文字どおりの最低限。「フルネーム」 「出身地」 「住んでいる所の最寄りの駅」の3点だけを、順番に述べていくという方法です。「名字のほうが意外と相手の名前を覚えやすい」 「出身地ネタは会話のつかみとして最適」 「最寄り駅を知れば切り上げ時もコントロールしやすい」のが理由なのだそう。たしかに、これだと“気恥ずかしい苦痛の時間”もホンの数分でおしまい。あとの欲しい情報は気の合う者同士、話題の一環として聞き出せばよいのです。
ここまで「オトナ合コン」の4つのたしなみをご紹介しました。ただ忘れてはいけないのが、肝心要の「お店選び」のこと。オトナ合コンに相応しいお店は、どんな基準で選べばよいのでしょう? そのあたりについては、次の機会にお話したいと思います。