住宅ローンの借入/住宅ローンの金利ランキング

住宅ローンの金利ランキング(2014年8月)

2014年8月の住宅ローン金利は長期の固定金利を中心に下がりました。フラット35は返済期間21年以上で1.69%、20年以下で1.41%と、どちらも過去最低金利となりました。変動金利型も金利を下げた金融機関が見られました。

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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フラット35は過去最低金利を更新

今月は30年、35年などの長期固定や10年固定で0.05~0.1%の金利引き下げが見られました。フラット35の今月の金利は、先月までの過去最低金利をさらに更新しました。主な金融機関の今月の住宅ローン金利を、変動金利型、10年固定、長期の全期間固定に分けてご紹介します。

変動金利型はネット銀行で引き下げ

今月の主な金融機関の変動金利型の金利は次のようになっています。

<主な金融機関の変動金利型> ※2014年8月5日時点
201508hendo

変動金利型はネット銀行で金利の引き下げが見られました


変動金利型については、イオン銀行のキャンペーン金利0.570%が最低水準です。ソニー銀行の「変動セレクト」が0.01%下げ今月は0.589%。なお、ソニー銀行については8月15日以降自己資金が10%以上の場合には、引き下げ幅が0.05%大きくなる(適用金利が下がる)予定です。楽天銀行は最低金利が0.005%下がって0.700%となりました。住信SBIネット銀行のMr.住宅ローンは変わらず0.65%と、ネット系の金融機関の金利が低い状況が続いています。

10年固定の金利は引き下げ傾向

10 年固定は先月より0.05~0.1%低くなったところが目立ちました。三菱UFJ信託銀行が0.05%引き下げ、当初固定期間の引き下げ幅が大きいタイプの最低金利で1.03%です。次いで、三井住友信託銀行の最大引き下げで1.05%、住信SBIネット銀行のネット専用ローンが1.15%、Mr.住宅ローンが1.17%と引き続き低い水準が続いています。

<主な金融機関の10年固定> ※2014年8月5日時点
201408kotei10

10年固定は先月より引き下げられたところが多くみられました。金融機関によって金利差があるので比較が大切


固定期間選択型の場合には、当初の金利に加え、当初期間終了後にどのくらい金利を引き下げてくれるかも重要なポイントになります。特に返済期間が25年以上の長期の場合には、当初低い方が良いのか、将来の引下げ幅が大きい方が有利なのか試算してもらいましょう。

全期間固定は次のページ
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