ポータブルナビが復権の兆し
スマートフォンのナビアプリに押されて、一時は売り上げが鈍っていたポータブルナビだが、このところ、また息を吹き返してきたようだ。その理由は、1.スマホのナビアプリでは画面が小さ過ぎる
2.自車位置の測位精度に不満が残る
といったあたりにありそうだ。一時はスマホナビで十分と考えていた人が、使っているうちに物足りなさを感じて、ポータブルナビに戻ってきたのだろう。個人的にも「クルマに乗る頻度が高い人なら、ナビ専用機のほうが安心」だと思う。
ナビ専用機ならではの安心感
というのも多くのスマホナビは、通信を使って検索していて、通信できない場所では検索もルート探索もできないのだ。例えば、以前、こんなことがあった。富士山麓にある友人の別荘に遊びに行った時のこと。どこかへ観光に行こうとスマホナビで検索しようと思ったが、電波が無い場所だったので検索不可能。結局、電波が通じる場所まで移動して目的地設定を行った次第。ナビ専用機なら、こんな煩わしさもない。さて、パナソニックの最新ポータブルナビの最上位機が「ゴリラアイ」CN-GP747VD(オープン価格)である。7型ワイドVGAモニターを搭載し、ナビデータを収録するデバイスは容量16GBのSSD。ディスプレイの背面にはドライブカメラを装備し、フロントウインドウ越しの映像を、マイクロSDに記録することもできる。ここ数年、カー用品店ではドライブレコーダーが売れ筋商品だというが、ゴリラアイなら簡易的なドライブレコーダーも兼ねる。