車両価格300万円で買える輸入SUV
人気のSUV、しかも輸入車となると車両価格300万円で買えるモデルは限られてきそうだが、じつは今年は豊作。何もわざわざ輸入車にしなくても、という声も聞こえてきそうだ。確かに300万円あればスバル・フォレスターや日産エクストレイル、マツダCX-5、三菱アウトランダーなど完成度の高いモデルに手が届くし、下位グレードであればトヨタ・ハリアーも予算に収まってくる。
しかし個人的には、オリジナリティという意味では輸入SUVの方がより強く魅力を感じる。それは、内・外装のデザインだけでなく、ボディカラーや走りの面までおよんでいる。
もちろん、輸入SUVにもウィークポイントがある。上記の国産SUVと同クラスや近いサイズを選ぶと車両価格300万円では足りずに、少なくても50万円強から100万円程度の上乗せが必要になってくる。また、ガソリン高の現在、ハイオク指定になるのも痛手だ。
車両価格300万円の輸入SUVとなると、BセグメントベースのコンパクトSUVになる。サイズは小さくなるが、狭い日本の道路事情でもボディサイズを持て余さずに済むのは魅力ともいえるだろう。
この予算だと、フォード・エコスポーツ、プジョー2008、ルノー・キャプチャーという立て続けに出てきたモデルに加えて、SUV風のフォルクスワーゲン・クロスポロ、MINIクロスオーバーといったところが選択肢に入ってくる。
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