炊飯器・炊飯ジャー/炊飯器お試しレポート

おいしさを踏襲した3.5合炊き炊飯器「極め羽釜」誕生(2ページ目)

2014年は、各社とも高級炊飯器の小容量タイプを投入。小さい=安いという炊飯器の常識を塗り替えています。象印の人気シリーズ「極め羽釜」にも、3.5合炊きが登場!早速、その実力を試してみました。

執筆者:戸井田 園子

基本仕様は、5.5合モデルと一緒!

圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-QA06型“極め羽釜”

羽釜・かまどヒーターなど、5.5合モデル搭載の機能を網羅

最上位のおいしさを小容量で!というコンセプトですから、もちろん基本仕様は5.5合モデルを踏襲しています。内釜は、独自の形状をした「羽釜」を採用。広く浅いその形で、釜内にまんべんなく熱を伝え激しい対流で炊きムラを抑えます。羽釜の羽の部分に密着し、側面からの加熱を強化した「かまどヒーター」や、内釜とかまどヒーターが密着することで羽下の側面にできる空気断熱層で、大火力を釜内に閉じ込み米の一粒一粒に熱を行き渡らせる構造も、全く一緒です。

 

圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-QA06型“極め羽釜”

プラチナの作用で、甘みとうまみがアップ ※画像:メーカーサイトより

釜の内側には、「うまみプラチナコート」を施してあります。これは、プラチナの触媒作用で水が弱アルカリ性に変化してお米の芯まで浸透しやすくなり、甘みとうまみがアップする効果があるとのこと。ご飯をおいしく炊くのも理科の理論が必要なんだと、改めて感じます。

 

豊富な炊き分けメニュー

圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-QA06型“極め羽釜”

「わが家炊き」はじめ、様々な炊き分けメニューが楽しめる

上位機種同様に、炊き分けメニューが豊富なのも特徴のひとつ。1.0~1.3気圧の間で、かける圧力を変えることで食感を7通りに炊き分ける「炊き分け圧力」は象印ならでは。食感がハッキリ違うので、家族の好みが違っても満足するはずです。また、前回の炊き上がりを評価する「わが家炊き」も搭載。入力することで好みの味になっていくのが楽しい機能です。

 

圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-QA06型“極め羽釜”

2014年モデルから玄米にも対応した「熟成炊き」

さらに「熟成炊き」は、白米だけでなく玄米も対応。今まで以上においしい玄米が炊けるので、玄米が苦手というご家族がいる人に、ぜひおすすめしたい新機能です。他にも、雑穀米・雑穀米がゆ・金芽米・ふつうおこげ・炊き込みおこげなど、多彩な炊き分けメニューを楽しめます。

 

では、実際に炊いたご飯についてご報告します>>

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