4.周りの人を巻き込む「夢・ビジョン」を持っている
チェーン店での人出不足が問題にもなっていますが、従業員定着率のよい店舗の多くは、オーナーが熱意を持って自分の夢やビジョンを従業員に直接語りかけています。「この人と一緒に頑張ってみたい」、「その夢の実現に関わりたい」と感じてこそ、周りが自発的に目標を実現するための協力をしてくれるようになるのです。一人の力にはやはり限界があります。大きな夢ほど、多くの人を巻き込む力が必要となるのです。
5.幹部候補となる部下を育てている
将来の幹部社員を早いうちから育てることで、オーナーの活動の幅が広がります。「自分がいないと回らない」という状況では、事業拡大を狙って新規事業を立ち上げたり、複数の事業や多くの店舗をまとめたりすることは難しくなります。部下を信頼して、少しずつ責任のある仕事を任せつつ、長い目で幹部候補として育てていくことが大切です。幹部社員候補を複数持てるかどうかで、10年後の事業発展の可能性が変わってくるといっても過言ではないでしょう。
加盟オーナーの成功談を聞く機会があったなら、ぜひこの特徴をもっているか意識してみてください。きっと共通点の多さに驚かれると思います。
成功したオーナーも、必ずしもはじめからこれらの特徴を身につけていた訳ではありません。失敗に学び、成功者に学ぶことで、自らの特徴とした方も数多くいらっしゃいます。皆さんも、取り入れたい部分があると感じたら、臆せずに取り入れてみてくださいね。