なが餅は長く薄く伸ばしたお餅です
薄く伸ばした餅の中に小倉あんが入っています。ほどよい甘さで女性に人気です。
薄く延ばした餅の中には小倉あんが入っていますが「甘すぎない」のが美味しさの秘密。子どもから高齢者の方まで幅広い年齢層の方に愛されていて、そのほどよい甘さで特に女性からは大人気。人気の証明として「なが餅」は『プロが全部食べて選んだ『第1回 全国お土産総選挙』日本が誇る美味しいお土産ベスト20』で第11位に選ばれました。これは素晴らしいですね。
「なが餅」の名前の由来は、販売元である笹井屋が日永の下り立場の地にあったことから、「永餅」と命名したそうです。また、砥石の形に似ていることから砥餅(ともち)、あるいは、牛の舌に似ていることから牛の舌餅と呼ばれたこともあります。
藤堂高虎に愛された「なが餅」
その昔、後に伊勢津藩36万石の大名となる藤堂高虎公が足軽の頃、日永の里を通りがかりました。空腹ではありましたが、一文無しだったので、出世払いで「なが餅」を食べさせてもらったのだそうです。その美味に感動すると同時に、長い餅が武運が長く続く象徴として幸先よしと大変喜びました。身長190cm以上との説もあった藤堂高虎。屈強な体は好んで食べた「なが餅」のおかげ?