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いまも現役の軽便鉄道楽しめる「三岐鉄道・北勢線」

線路の幅が狭いため、車両の幅も狭くなり、まるでマッチ箱のような電車が走る「三岐鉄道・北勢線」。軽便鉄道はさまざまな場所で走っていますが、日常的に乗客を運んでいるのは三重県の2路線だけ。その一つが三岐鉄道・北勢線です。

水谷 哲也

執筆者:水谷 哲也

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マッチ箱のような電車に乗れる!? 三岐鉄道・北勢線

 

 

夏目漱石の「坊ちゃん」に「乗り込んで見るとマッチ箱のような汽車だ」と軽便鉄道が登場しますが、かって日本各地を軽便鉄道が走っていました。

線路の幅が762mmと狭いため、車両の幅も狭くなり、まるでマッチ箱のような電車になります。現在も森林鉄道や黒部峡谷などで軽便鉄道が走っていますが、日常的に乗客を運んでいるのは三重県の2路線だけ。その一つが三岐鉄道・北勢線です。

もう一つは四日市駅から出ている近鉄内部・八王子線。北勢線は3両編成でシートに座ると前の乗客との幅が実に狭く、足を伸ばせば十分にあたります。

北勢線は桑名駅といなべ市の阿下喜駅を結んでいます。平行して三岐鉄道・三岐線が走っていますが、こちらは軽便鉄道でなく普通の電車。阿下喜駅には軽便鉄道博物館があり、さらに小さいミニ電車にも乗れます。

■データ
三岐鉄道 西桑名駅~阿下喜駅
http://www.sangirail.co.jp/
Yahoo!地図情報(西桑名駅)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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