ビジネス英会話

発音は『教養』を表すバロメーター(2ページ目)

ビジネス英会話で発音が実はとっても大事、って知っていましたか?発音なんてどうだっていい、とは今日から言えなくなるかも!発音の重要性を是非、再認識してください!

竹村 和浩

執筆者:竹村 和浩

ビジネス英会話ガイド


日本人の発音は?

しかし、これはあくまでネイティブのそれも一部のエリート層での話。
私たち日本人としては、必ずしも、イギリスの教養ある発音といわれる、RP: Received Pronunciation、(容認発音)、アメリカの標準的な発音である、GA: General Americanを話す必要はないといえます。

日本人として、きちんと聞き返されることがない、特に子音を中心とした息の音でニュートラルは英語の発音ができればまず良しとすることができます。

発音のトレーニングはどうすればよいか?

英語と日本語の発音は、その発生の仕方からして異なります。
ですので、英語の発音のトレーニングは必ずしも簡単なものではありません。しかし、個人差はあるものの、まず、どのように発音するのか?その発音の仕方を知っているといないとでは、その差は大きいといえます。

英語は「音素:子音と母音」から

まずトレーニングの基礎は、知識を得ると同時に、英語の音の最小単位ともいえる、音素、つまりは一つ一つの子音と母音をマスターすることから始めるとよいでしょう。英語の子音は27個、母音は23個あります。英語も合わせて50音もあるのです!

次に一つ一つの音をマスターした後は、その組み合わせである、単語の練習をします。単語レベルでの発音ができるようになれば、次は、単語と単語の組み合わせである、連語や文章の読みを練習します。このとき、単語と単語をまたいで発音される「リエゾン」また、子音同士、母音同士が連続する「リンキング」などの現象もマスターしていきます。

発音のもう一つの効能!?

さて、発音を練習することは、単にビジネスで恥ずかしくない発音をする、というだけでなく、もう一つ副次的な効果もあります。それは、リスニングの向上です。脳の中では、話すことと聞くことは、つながっているため、発音の練習をすることはイコール、リスニングを向上させることにもつながります。「話せれば、聞ける」「聞ければ、話せる」ということなのです!

発音の問題はある意味、非常にデリケートな問題ではありますが、初対面の印象を少しでも良いものにし、ビジネスでの交渉なども有利に進められるよう、日ごろから発音にも気を付けた学習を心掛けていくとよいでしょう!それにより、TOEIC©などの英語資格試験でのリスニングを飛躍的に伸ばす効果も期待できるのです。
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで英会話関連の書籍をチェック!楽天市場で英会話関連の書籍をチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます