江の島弁天橋を渡って出発
まずは江ノ電や小田急線の江ノ島駅から出発。弁天橋のたもとに観光案内所があるので、地図や観光資料などもらっていくと良いですね。江の島を目指して、江の島弁天橋を渡りましょう。この橋は、元は砂州の上にできたものです。陸の近くに島があると、沖からの波は島かげで流れが打ち消されて弱まり、島と陸との間に砂がたまります。こうして橋のように砂州ができた島を、陸繋島(りくけいとう)といいます。江戸時代の浮世絵には、干潮時などに現れた砂州を渡り、江の島詣でをしていた人々の様子が描かれています。いにしえに思いを馳せて橋を渡れば、景色が奥深く見えてきそう。
海産物問屋直営の老舗
「丸だい仙水」で海の幸グルメ
いよいよ島へ。青銅の鳥居の手前・左手にある「丸だい仙水」というお店は、海産物問屋さん直営のお店。落ち着いた雰囲気の老舗です。2階のお座敷で、ゆったりと新鮮な海の幸をいただけます。お昼から江の島に来た方は、ここでランチを食べてから散策に入っては。また、帰りに遊覧船「べんてん丸」に乗らない方は、歩いて戻ってきたとき寄るのもおすすめです。<DATA>
・丸だい仙水
ホームページ:http://www.cityfujisawa.ne.jp/~marudai/
穴場ビーチで磯遊びはいかが
青銅の鳥居をくぐりましょう。お土産屋さんの列を通り抜けていくと、「岩本楼」という老舗旅館があります。干潮時なら、この手前で、右に折れる細い道に入ってみましょう。階段を下ると、海に出ます。西浦という、ひなびた趣のある静かな入り江です。潮が引いているときなら、磯が海上に姿を現し、カニやヤドカリ、小魚たちと出会えるかもしれません。ちょっと穴場の磯遊び、子どもと行くと、とても楽しめますよ!※潮が満ちているときには磯遊びはできません
砂 浜沿いの岩壁の上に、夏場なら、オレンジ色のスカシユリが咲いていることがあります。花びら同士の間に隙間があり、透かして向こうが見えるような花のつくりが、名の由来。海岸沿いの岩場に生える、元気な色合いのユリです。
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・潮見表
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