夏の江の島自然探検～磯遊びや森林浴、遊覧船に海の幸(2ページ目)

江島神社にお参りを

磯から上がったら、元の道を戻り、参道を経て江島神社へ。歩きが大変なときは、お得な展望灯台セット券を買って、エスカーに乗るのもいいですね。江島神社は、辺津宮（へつのみや）・中津宮（なかつのみや）・奥津宮（おくつのみや）の3つのお宮からなり、海の女神様を祀っています。辺津宮をお参りする際、穢れを払う茅の輪くぐりができるかもしれません。奉安殿には、日本三大弁財天に数えられる江島弁財天が祀られています。

＜DATA＞
・江の島エスカー
ホームページ：
http://enoshima-seacandle.jp/facilities/escar.html

・江島神社
ホームページ：http://www.enoshimajinja.or.jp/

中津宮に響く水琴窟の音色♪

お参りが済んだら、階段を上り中津宮へ。朱色の、色鮮やかな社殿に迎えられます。江島神社がまつる弁財天は、芸術の神様でもあり、境内には歌舞伎役者の奉納した手形や石灯篭（いしどうろう）などもあります。近年は、社殿脇に水琴窟（すいきんくつ）が整備されました。したたる水が奏でる涼やかな音色に、耳を傾けてみてはいかが？

青い海、高度感抜群！
地球が丸く見える展望灯台

階段を登りきり、江の島サムエル・コッキング苑へ入りましょう。苑内には温室遺構があるほか四季折々の花が咲き、世界周航家キャプテンクックが発見したというシマナンヨウスギの大木もあります。

いよいよ、江の島シーキャンドルのエレベーターへ。ガラス張りの壁から景色を眺めつつ上り、展望室に到着。のびやかに続く海岸線、そして真っ青な海！　海抜101.5メートルの展望室からの眺めは、爽快です。先ほど歩いてきた弁天橋も眺められ、干潮時なら砂州も見えるかもしれません。茅ヶ崎の烏帽子岩や、空気の澄んだ日なら大島や富士山も見られます。夕暮れ時から夜に訪れ、日本夜景遺産に認定された、美しい夕景に出会うのもすてきですね。

＜DATA＞
・江の島サムエル・コッキング苑
ホームページ：http://enoshima-seacandle.jp/garden/