テクノポップ/海外のテクノポップ

東ドイツ的な名所を訪ねて

東ドイツ博物館の後は、東ドイツの気分に浸れる名所をご案内します。悲劇の歴史でありつつも、ユートピアを目指した近未来的世界が混在します。東ドイツからの共産テクノに、こんなバンドがいたの(!)と驚きの実験ニューウェイヴ系です。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

東ドイツ的名所巡り

ここまで東ドイツ(DDR)博物館を紹介してきましたが、東ドイツの面影を残す名所も訪ねました。旅行ガイドと音楽ガイドの融合を目指し、共産テクノ的東ドイツ・シリーズを続けます。先ずは、東ドイツの気分に浸れる名所をご案内します。

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まだある東ドイツ博物館!

アレクサンダー広場(Alexanderplatz)

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アレクサンダー広場

ベルリンの中心部、ミッテ地区にあるこの広場には、近未来的モニュメントがそびえています。ウーラニアー世界時計には、「平壌、東京、ソウル」と共産主義時代の名残りが。そしてバックに構えるのは、ベルリンテレビ塔。テクノな未来を夢見たのでしょうか?

 

イーストサイド・ギャラリー(East Side Gallery)

eastsidegallery

イーストサイド・ギャラリー

ベルリン東駅(Berlin Ostbahnhof)からちょっと歩くと、川沿いに1.3kmにわたるベルリンの壁が野外ギャラリーになっています。有名なのは、「トラバントが描かれた壁」とこの「ブレジネフ書記長とホーネッカー議長がかわす熱いキス」。ソ連では挨拶として男同士でもキスもありだったという軽いカルチャーショック。当然、キス・ショットを記念写真にする人たちも。

East Side Gallery e.V.

 

チェックポイント・チャーリー(Checkpoint Charlie)

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チェックポイント・チャーリー

ベルリンが分断されていた時代の検問所。どうして、チャーリー? 検問所A、B、Cなどがあり、西側によって「C」は「チャーリー」が当てられただけ。東側は「フリードリヒ通り検問所」と呼んでいました。ベルリンの壁と並ぶ冷戦の象徴。チェックポイント・チャーリー博物館もあります。

Museum Haus am Checkpoint Charlie

 

では、もう少し普段の東ドイツに触れてみましょう。

 

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