展示作品を見てみよう!
切手展では個人所有の切手を一度にたくさん見ることができます。切手展は切手収集家の日頃の収集成果を発表する場なので、目指したいコレクションの方向性を考えるヒントに満ちています。ぜひ出品者自身による解説にも耳を傾けてみましょう。たくさんの作品の中に、「なんかイイ!」とか「真似したい」と思える作品を見つけることができれば、収穫です。これを2度3度と繰り返していくうちに、切手ショップで品物を選ぶ基準ができ、切手への見方もずいぶん変わってきます。
「スタンプショウ」などの全国規模の切手展のほかには、たとえばイギリス切手やフランス切手など特定の専門家たちが集まって行う専門切手展(ミニペックス などと呼ばれる)や、地域の郵便局やコミュニティセンターなどで行われる規模の小さな地方切手展もあります。詳しくは、(公財)日本郵趣協会のサイト内に ある告知ページをご覧ください。
ワークショップに参加しよう!
スタンプショウでは、切手や手紙に関する体験型のワークショップも企画されます。ホビークラフトのような企画を通じて、手紙や郵便の新しい魅力に気づいたり、これまでとは違った楽しさを広げることもできます。ぜひ無理なく楽しめそうな切手イベントを見つけて、気軽に参観してみてください。きっと新しい発見が得られると思います。
さて、ここまで切手の魅力を足早に語ってきましたが、いったんこの記事をもって「切手収集入門」の記事の締めくくりとさせていただきます。次回の記事以降は、切手に関連するスポットやイベントについてもっと詳しく紹介していきたいと思います。