コートジボアールの4選手、覚えてますか?
「コロンビア」から浮かんだイメージは……
「頭の上」の「コート」はさておき、まずは「顔面」、「後頭部」、さらには「右耳」、「左耳」。そこに意識を向けるとくっつけられたイメージが思い出され、それをきっかけに選手の名前が楽に出てきますよね。
なお、イメージは実際の選手の名前を覚えるためのあくまで手段ですから、イメージを介さずに、すぐに選手の名前が思い出せるのであれば、それはもちろんOKです。
もし、思い出せなくても、そこは落ち込むところではありません。すかさず、復習すればいいだけです。
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イメージ記憶術・空間記憶術は、イメージと場所という記憶に最も残りやすい要素を使っているので非常に強力ですが、だからといって「1回で覚えなければならない」なんて力んでしまいますと、かえってうまくいきません。
覚えられなかったときは、落ち込むのではなく、すかさず復習しましょう。
では、コロンビアからいきましょう。「上半身」に結び付けていきます。
まずはコロンビアという国名をイメージ化して「首」に結び付けます。
「コロンビア」と聞いて、私は最初の「コロン」でイメージが浮かびました、「カラーン・コローン、カランカランコロン」。わかりますか?
かの水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌です。そこから「下駄」が浮かびました。
さらに「コロンビア」の最後の「ビア」は「ビール」をすぐに連想させるので、ひもで結ばれた「下駄」と「ビール瓶」が「首」からぶら下がっていることにしました。
このように、「ビール」を「ビール瓶」といった、できるだけ具体的に五感で感じられるモノにすることが、強く記憶させるポイントです。
「バカらしさ」を楽しんで記憶術の達人に!
では、コロンビアの4選手を覚えていきましょう。覚えるのは以下の4人です。合わせて、私がその名前から浮かんだイメージも書き加えました。
1) バッカ選手 → 「“バカ”ボンのパパ」
2) マルティネス選手 → 「お”まる”」
3) ロドリゲス選手 → 「“ロト”6の券」
4) グアリン選手 → 「“グア”バジュース」
どうでしょう? 名前がなぜ右のイメージになったかは少しは理解してもらえるでしょうか?
イメージはまったく論理的でも何でもなく、直感ですから、ピンと来ないものや、ほんとバカらしいものもあると思います。
実際にはご自身が浮かんだイメージを使うのが重要で、ここで私の例を挙げているのはあくまで参考です。
なお、大事なことはこの「バカらしさ」を楽しむこと。
この「バカらしさ」を楽しめるかどうかが、イメージ記憶術を使いこなせるかどうかの分かれ目にもなりますので、まずはこの「バカらしさ」を楽しもうとしてみてください。
次にイメージを「上半身」の各部分にくっつけていきます。
1)「胸」に「“バカ”ボンのパパ」がしがみついている
2)「背中」に「おまる」を背負っている
3)「右腕」に「“ロト”6の券」がベタベタ隙間なく張り付いている
4)「左腕」が「“グア”バジュース」の蛇口になっていて、いくらでもジュースが飲める
イメージと身体の各部分との結びつけ方も、非常に「バカらしい」ですが、だからこそ強烈に記憶に残ります。
では、「胸」「背中」「右腕」「左腕」と意識を移しながら、そこにくっついているイメージ、さらには選手名を思い出してみましょう。
すぐに選手名が出なければ、そこでうんうん考えるのではなく、すぐに上にある選手名を確認すればいいです。
何度かやれば、「胸」「背中」「右腕」「左腕」のそれぞれに意識を向けるだけで、選手名がすぐに思い浮かぶようになります。
次はギリシアの4選手を覚えましょう!