ワールドカップ、ドイツチームを応援するなら

いよいよW杯ブラジル大会決勝ですね。このワールドカップ、ドイツ語ではWeltmeisterschaft(ヴェルトマイスターシャフト)、略してWM(ヴェーエム)と呼ばれます。文字通り世界(Welt)の達人(Meister)たちが集う競技会、というわけです。

WM

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今大会もドイツ、スイス、ベルギーと、ドイツ語を公用語(の一つ)とする三つの国が参戦しています。その中でも特に注目はやはり強豪・ドイツ代表チームではないでしょうか。このドイツ代表チーム、ドイツ語での名称はDeutsche Fußballnationalmannschaft(ドイチェ フースバルナツィオナールマンシャフト)。Fußball (フースバル/サッカー)、national(ナツィオナール/国の) Mannschaft(マンシャフト/チーム)を合わせて、「ドイツ国サッカーチーム」というわけです(ちなみにこの Mannschaftという語はドイツ代表チームの愛称ともなっています)。そして国名を示す形容詞を変えれば、Japanische Fußballnationalmannschaft(ヤパーニッシェ フースバルナツィオナールマンシャフト/日本代表チーム)のように、そのまま他国の代表チームを指す名称ともなります。

各ポジションの名称

この機会にサッカーに関する基本的なドイツ語を確認しましょう。まず試合Spiel(シュピール)、選手Spieler(シュピーラー)。 主要ポジションは、

ゴールキーパーTorhüter(トーアヒューター)。Tor(トーア/ゴール)をhüten(ヒューテン/守る)者ということで、元は「門番」の意です。
ディフェンダーAbwehr(アプヴェーア)。abwehren(アプヴェーレン/攻撃をはねつける)という動詞の名詞形です。
ミッドフィールダーMittelfeldspieler(ミッテルフェルトシュピーラー)。これは見た目も英語のmidfielderに対応していて分かりやすいでしょう。
フォワードStürmer(シュテュルマー)。Sturm(シュトゥルム/嵐)のごとく激しく敵陣を襲うという、ポジションにふさわしい名称です。

そして監督Trainer(トレーナー)、主将Kapitän(カピテーン)。ちょっと難しいのが審判で、Schiedsrichter(シーツリヒター)と称します。Richter(リヒター/裁判官)と入っているように、元来は、いさかいの仲介人を指す表現です。

試合で用いる語彙

spieler

ゴール前の攻防は特に目が離せません

試合に関する基本用語も抑えておきましょう。Anstoß(アンシュトース/キックオフ)から、Dribbeln(ドリベルン/ドリブル)、Pass(パス/パス)、そしてSchuss(シュス/シュート)! ゴールはTor(トーア)なので、シュートが決まればやはり“Toooor!“(ト~~~ア!)の絶叫が響き渡ります。

Abseits(アプザイツ/わきに離れて → オフサイド)
Gelbe Karte(ゲルベ カルテ/黄色いカード → イエローカード)
Rote Karte(ローテ カルテ/赤いカード → レッドカード)
Kopfball(コップフバル/頭ボール → ヘディング)
Handspiel(ハントシュピール/手でプレー → ハンド)
Freistoß(フライシュトース/自由な一突き → フリーキック)

といった表現はそのままなので分かりやすいでしょうか。ただしペナルティキックは一般にElfmeter(エルフメーター)、つまりゴールからの距離である「11メートル」という名称で呼ばれます。

"Weltmeister"への道

最後に大会プログラムで用いられる語彙を。グループリーグは「先行ラウンド」の意でVorrunde(フォアルンデ)。そして決勝トーナメントFinalrunde(フィナールルンデ)。そこからは、

Achtelfinale(アハテルフィナーレ/ベスト16)
Viertelfinale(フィアテルフィナーレ/準々決勝)
Halbfinale(ハルプフィナーレ/準決勝)
Finale(フィナーレ/決勝)

つまりachtel(八分の一)、viertel(四分の一)、halb(半分)と決勝ラウンドが進行。そして最後の決勝戦を制したチームが晴れてWeltmeister(ヴェルトマイスター/世界王者)!、というわけです。

ではW杯の決勝戦、名勝負を期待するとしましょう。
Viel Spaß!(フィール シュパース!/楽しんで!)



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