住宅ローンの借入/住宅ローンの金利ランキング

住宅ローンの金利ランキング(2014年6月)

2014年6月の住宅ローン金利は長期の固定金利で金利が下がったところが見られました。ただし、フラット35については先月から横ばいです。10年固定でも一部の金融機関で金利が下がりました。

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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主な金融機関の6月の住宅ローン金利を紹介

今月は30年、35年などの長期固定や10年固定で0.05%程度の金利引き下げが見られました。ただし、フラット35の今月の金利は、先月の過去最低金利と同じでした。主な金融機関の今月の住宅ローン金利を、変動金利型、10年固定、長期の全期間固定に分けてご紹介します。

変動金利型はほぼ動きなし

今月の主な金融機関の変動金利型の金利は次のようになっています。

<主な金融機関の変動金利型> ※2014年6月6日時点
201406hendo

変動金利型の金利はほぼ動きがありませんでした。1%を切ったものが主流になっています。

変動金利型については、今月もほとんど動きはありませんでした。ソニー銀行の「変動セレクト」が0.599%、住信SBIネット銀行のMr.住宅ローンが0.65%、楽天銀行が0.705%と、ネット系の金融機関の金利が低い状況が続いています。

10年固定の金利は一部で先月より引下げ

10 年固定は先月に引き続き金利を引き下げた金融機関がありました。住信SBIネット銀行、みずほ銀行で0.05%引き下げられました。当初固定期間の引下げ幅が大きいタイプで、三井住友信託銀行の最大引き下げで1.10%、三菱UFJ信託銀行が1.13%と信託銀行の金利が低くなっています。次いで住信SBIネット銀行のネット専用ローンが1.16%、Mr.住宅ローンが1.18%です。

<主な金融機関の10年固定> ※2014年6月6日時点
201406kotei10

10年固定の金利は一部で引き下げられました。金融機関によって金利差があるので比較が大切


固定期間選択型の場合には、当初の金利に加え、当初期間終了後にどのくらい金利を引き下げてくれるかも重要なポイントになります。特に返済期間が25年以上の長期の場合には、当初低い方が良いのか、将来の引下げ幅が大きい方が有利なのか試算してもらいましょう。

全期間固定は次のページ
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