バカらしさ炸裂、こうやって覚える!
選手の名前を覚えれば、ますます試合を観るのが面白くなる!
1) ドログバ選手
2) トゥーレ選手
3) ジェルビーニョ選手
4) カルー選手
まずは、それぞれの名前をイメージ化してみましょう。名前を見て、最初にふっと頭に浮かんだイメージを使うのがポイントです。 かっこいいイメージとか、あれこれ考え出すと、イメージが浮かばなくなるので注意してください。
そのほかのポイントとしては、先ほど書いたようにすべての言葉を含んだ「完璧なイメージを目指さない」こと。そして、加えると「バカになること」です。
参考までに、私が浮かんだイメージを紹介します。
1) ドロクバ ⇒ 「ドロ」から「泥水」
2) トゥーレ ⇒ よく似た言葉「ピューレ」から「トマトピューレ」
3) ジェルビーニョ ⇒ 「ジェル」から透明の整髪「ジェル」
4) カルー ⇒ よく似た言葉から「カレー」
次に、このイメージを頭の各部分に結び付けていきます。
まずは「顔面」に「泥水」。これは思いっきり、顔面に泥水をかぶるのをイメージしてみてください。まさに泥が顔にこびりついて離れず、忘れないでしょう。
次は「後頭部」に「トマトピューレ」がベタッとくっついているところを想像してみてください。 身体の感覚は記憶に残りやすいですし、さらにトマトの真っ赤な色も思い浮かべて、自分の髪が真っ赤になっているところを想像するとなお忘れません。
あとの二つは「耳」にぶらさげていきましょう。
「右耳」に「ジェル」です。透明で冷たいジェルが耳の穴を含め、耳全体に塗りたくられているのを想像してください。その冷たさとともに記憶してしまいましょう。
最後に「左耳」に「カレー」。今度はヒリヒリする辛味というか痛みとともに、カレー粉が左耳に詰まっている様子を想像してください。
さて、頭部に5つのイメージを張り付けました。もうこれで忘れたくても忘れなくなりましたよ。
覚えているうちにくり返せ!
それでは、順番に思い出して見ましょう。まずは「頭の上」……巨大な「テニスコート」。 これは……「コートジボアール」。
次に「顔面」は……「泥水」、そうです、「ドロ」……。
ここまでは思い出せても「ドロクバ」とまで思い出せないかもしれません。そのとき落ち込む必要はありません。また確認すればいいだけです。「ドロ」だけでも思い出せれば、あとは数回の繰り返しで「ドロクバ」が思い出せるようになります。
次に「後頭部」は……はい、真っ赤なイメージとともにベタッとした触感が思い浮かんだかもしれません、そうです、「トマトピューレ」、そこから「トゥーレ」です。
「ピューレ、と間違って覚えそう」なんて心配する必要はありません。「あれ?」と思って何回か繰り返せば、「トゥーレ」のほうが記憶に残ってきます。
次に、「右耳」は……冷たい感覚がよみがえってきましたか? そうです、整髪「ジェル」、「ジェルビーニョ」です。
そして最後の「左耳」は……ヒリヒリ痛い! そうです「カレー」ならぬ「カルー」です。
もう覚えましたね。しかし、もう1回ダメ押しで思い出すのがポイントです。
「頭の上」、「顔面」、「後頭部」、「右耳」、「左耳」。イメージとともにチーム名、選手の名前が思い浮かんできたでしょう。
まだ完璧に名前まで浮かんでこない選手もいるかもしれませんが、こうやって少しでも覚えてしまえば、すぐに名前が出てくるようになるまで時間の問題です。
なぜなら、少しでも覚えているとそれをすぐに繰り返せるようになり、繰り返せば、より強く覚えられるからです。
こうやって選手の名前をいったん覚えてしまうと、テレビや新聞、ネットの記事を読んでいても、これまでは目に止まらなかったその選手の名前が飛び込んでくるようになります。
さらに、選手の名前をはじめ、知った情報を友人などのとの会話で口に出すようにすると、さらに繰り返しが進んで記憶に定着します。
そうすると、まだ名前を覚えていなかったほかの選手にも興味が出てきて……という具合に、どんどんとたくさんの情報を記憶できるようになっていきます。
もし、記憶術を知らなくて「日本以外のチームの選手の名前なんて覚えられない」と言っていたらどうなったでしょう。 ずっと覚えられないままですよね。
記憶術を活用して最初の4選手だけでも名前を覚えてしまうかどうかで、こんなにも差がついてしまうのです。
記憶術、恐るべし! 記憶術、使うべし! でしょう。
次回の記事では、コロンビア、ギリシアの選手の名前も覚えていきますよ。
お楽しみに!