共有したいと思う

草原で手をつなぐ男女

好きという気持ちが大きくなると、自分が感じたものを相手にも知って欲しいと思うように。

両想いになって、二人で過ごすことが多くなると、片想いのとき以上に相手のことを考えるようになります。一人でいるときもそうです。たとえば、一人で美味しいものを食べたとき、「あの人にも食べさせたいなあ」とか、「今度一緒に食べよう」といった気持ちが自然と湧いてくるはずです。一人できれいな景色を見たとしたら、写真を撮って相手にメールしたくなったり、「今度は一緒に見たい」と思うでしょう。

相手を好きだからこそ、色々なことを共有したいと思うのです。これは特に、両想いになってから強く感じることです。映画を例に説明します。片想いのときには、映画に誘って「一緒に観に行くこと」自体が目的の大半かもしれませんが、両想いになってからは「一緒に同じ映画を観て、ストーリーや感想を共有すること」が目的になります。

両想いになって、一緒にいることが当たり前になったからこそ、気持ちを分かち合うことに価値を見出すようになるのです。互いに好きなら、「相手が感じたものを自分も感じたい」「自分が感じたものを相手にも知って欲しい」という気持ちになるからです。

相手を喜ばせたいと思う

大切な人ができると、多くの人は「好きな相手が困っていたら助けたい」と思いますし、なんでもないときでさえも「相手を喜ばせるために自分に何ができるか」を考えたりもします。それは多くの場合、見返りを求めているわけではなく、心の底から自然と感じるものです。

たとえば、忙しくて体調を崩しがちな相手のために栄養バランスの良い食事を作ったり、「行きたい」と言っていた場所に連れて行く計画を立てたり。「相手を喜ばせたい」と考えるとき、「好き」という感情は恋愛初期に比べて「大きな愛情」になっています。そのため、「相手が喜んでくれることが自分の喜びだ」と感じられるようになります。

ところが、誰かを好きになることよりも、自分が傷付かないことや失敗しないことを優先したり、今の自分の生活リズムを守ろうとしたり、その人と付き合うことでメリットが得られるかどうかを考えていては、なかなか本気で他人と向き合うことはできません。愛されたいと思うなら、守りに入らず、損得勘定を捨てましょう。そして、自分の気持ちに素直になることです。ちょっとでもいいなと思う人がいたら接点を増やす努力をしましょう。

恋愛は、相手があって初めて成立するものです。実際に色々な人と会って、話してみなければ自分に合うかどうかは分かりません。行動を起こさずに「良い人がいない」とか「恋愛運が悪い」なんて言っていても仕方がありません。たとえ、一人二人にフラれたとしても、一生誰とも結ばれないことはありません。

コミュニケーションもアプローチの仕方も、自分の見せ方も、場数を踏んで上手になるものです。初めから理想の相手と理想通りに結ばれるなんて滅多にありません。まずは、自分の気持ちと向き合ってみてください。「恋がしたい」「愛されたい」「誰かを思い切り愛したい」と思うなら、一歩を踏み出してみませんか? 大人になると忘れがちな「好き」という気持ちを思い出してみてください。

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