純粋に「好き」という気持ちの4つの特徴!
忘れかけた「好き」という気持ちについて考えてみましょう
純粋に好きという気持ちの特徴1:相手のことが気になる
「好き」ってどんな気持ちか思い出してみてください。
興味をもつのは、好きという気持ちの第一段階ともいうべき状態です。そして、相手を知っていくうちに、「この人は自分にとって特別な存在だ」という気持ちが生まれることがあります。そうなると、徐々に相手を意識するようになってきます。
純粋に好きという気持ちの特徴2:相手にも自分を意識して欲しい
大抵の場合は、相手のことを意識しているうちに、自分のことも意識して欲しいと思うようになります。この頃には相手の存在が自分の中で大きくなっていますから、目が合うと嬉しかったり、少しでも話せたら舞い上がるほど幸せな気分になるでしょう。この状態は、いわゆる片想いの状態です。ここから「どうやって相手を振り向かせるか」とか、「少しでも良い印象をもってもらえるようにしよう」といったことに心を砕くことになります。文字にするとなんだか大変そうですが、この状態の切なさもまた楽しいものです。
相手の一挙一動が気になり、ちょっとしたことで気分が上がったり下がったり。そんな中で相手の好みを探りつつ、自分を好きになってもらうべくあの手この手でアピールしていきます。食事に誘ったり、相談にのったりして、少しでも相手との接点を多くもとうとします。そんな努力が実って両想いになれたら、今度は「好き」のかたちが変わっていきます。
純粋に好きという気持ちの特徴3:何かを共有したい
好きという気持ちが大きくなると、自分が感じたものを相手にも知って欲しいと思うように。
相手を好きだからこそ、色々なことを共有したいと思うのです。これは特に、両想いになってから強く感じることです。映画を例に説明します。片想いのときには、映画に誘って「一緒に観に行くこと」自体が目的の大半かもしれませんが、両想いになってからは「一緒に同じ映画を観て、ストーリーや感想を共有すること」が目的になります。
両想いになって、一緒にいることが当たり前になったからこそ、気持ちを分かち合うことに価値を見出すようになるのです。互いに好きなら、「相手が感じたものを自分も感じたい」「自分が感じたものを相手にも知って欲しい」という気持ちになるからです。
純粋に好きという気持ちの特徴4:相手を喜ばせたい
大切な人ができると、多くの人は「好きな相手が困っていたら助けたい」と思いますし、なんでもないときでさえも「相手を喜ばせるために自分に何ができるか」を考えたりもします。それは多くの場合、見返りを求めているわけではなく、心の底から自然と感じるものです。たとえば、忙しくて体調を崩しがちな相手のために栄養バランスの良い食事を作ったり、「行きたい」と言っていた場所に連れて行く計画を立てたり。「相手を喜ばせたい」と考えるとき、「好き」という感情は恋愛初期に比べて「大きな愛情」になっています。そのため、「相手が喜んでくれることが自分の喜びだ」と感じられるようになります。
ところが、誰かを好きになることよりも、自分が傷付かないことや失敗しないことを優先したり、今の自分の生活リズムを守ろうとしたり、その人と付き合うことでメリットが得られるかどうかを考えていては、なかなか本気で他人と向き合うことはできません。愛されたいと思うなら、守りに入らず、損得勘定を捨てましょう。そして、自分の気持ちに素直になることです。ちょっとでもいいなと思う人がいたら接点を増やす努力をしましょう。
恋愛は、相手があって初めて成立するものです。実際に色々な人と会って、話してみなければ自分に合うかどうかは分かりません。行動を起こさずに「良い人がいない」とか「恋愛運が悪い」なんて言っていても仕方がありません。たとえ、一人二人にフラれたとしても、一生誰とも結ばれないことはありません。
コミュニケーションもアプローチの仕方も、自分の見せ方も、場数を踏んで上手になるものです。初めから理想の相手と理想通りに結ばれるなんて滅多にありません。まずは、自分の気持ちと向き合ってみてください。「恋がしたい」「愛されたい」「誰かを思い切り愛したい」と思うなら、一歩を踏み出してみませんか? 大人になると忘れがちな「好き」という気持ちを思い出してみてください。
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