ここだけは外したくない、ブリュッセル観光の見所

高台から望むブリュッセル旧市街

ブリュッセルを俯瞰する

ブリュッセルは、人口の4割が非ベルギー人と言われるほど。看板や標識にはベルギーの公用語である蘭語と仏語が併記されていてちょっと戸惑いますが、実は英語の通用度は抜群。人々は言語に大らかなので、どんなヘタクソな質問にも、何とか解ろう、助けようとしてくれるのが嬉しい。こんなベルギーの首都ブリュッセルの観光名所を、いくつかのご興味のカテゴリーに分けて、簡単にご紹介します。

広場・散策系スポット1.グランプラス

ギルドハウスや市庁舎が美しい

まずはここから、グランプラス

ブリュッセルに来たらここを訪れないわけにはいかないグランプラス(フランス語で「大きな広場」)。かつて欧州の都市によくあった市庁舎のある中心広場です。グランプラスが特に有名なのは広場を取り囲む市庁舎やギルドの建物の保存状態が良く、あまりに美しいため、世界遺産に指定されているためです。

詳細記事>>>グランプラス

 

2.小便小僧

12世紀からの飲料水道だったとは

何気に用を足す、小便小僧

市庁舎に向って左横の小道(rue de l’Etuve/Stoofstraat)を進み、信号を越えてもう少し歩いた左角で、世界一有名なベルギー人『小便小僧』が何気なく用を足しています。現在のものは、1619年建造ですが、12世紀にはすでに石造りの小便小僧があったといわれ、そんな時代から生活飲料水道が完備していた事実と、その取り口を小便小僧にしてしまうベルギー人のセンスを、「世界三大がっかり」などと言わず、じっくり堪能していただきたいものです。


 

3.イロ・サクレ地区

混雑時はスリにご注意

ブリュッセルっ子の胃袋、イロサクレ地区

グランプラスに隣接する一角は、かつて食料品を売る市場が乱立していました。その名残のように、狭い歩行者専用道路の十字路の回りにレストランがひしめき合っているのが、「ブリュッセルっ子の胃袋」「イロ・サクレ(Ilot Sacré、聖なる一角)」と呼ばれるレストラン街です。食事時間が近づくと、呼び込みの声や行きかう人々に圧倒されますが、くれぐれもスリに気をつけましょう。

 

4.ギャラリー・サンチュベール

往年のベルギーの豊かさが感じられる

ギャラリー・サンチュベール

ごちゃごちゃした市場が近代国家に似つかわしくないとして、建国直後の19世紀半ば、ブリュッセル市が建築技術と財力を尽くして建てたのが、このギャラリー・サンチュベール(Galeries Saint-Hubert/St-Hubertus-Galerijen)です。もっともモダンで、明るい、大ショッピングモールとして、近隣諸国から多くの貴族や資産家が集い、以降、このようなギャラリーは欧州各地に広まりました。今では、有名チョコレート店が並んでいますが、ベルギー近代史を語るような、老舗店舗やレストラン、劇場や映画館も残っています。

 

5.マロール地区とサブロン地区

毎日開かれているのがうれしい

マロール地区名物、蚤の市

ブリューゲルの眠るシャペル教会(2ページ目参照)あたりからが、庶民のマロール地区となります。広場では、毎日早朝から文字通りの「蚤の市」が開かれ、ここからサブロン広場にかけてが、ブリュッセルっ子の大好きなそぞろ歩きのコース。古い家具や照明器具の店、骨董品店、雑貨屋などが密集。気取らない喫茶店やレストランもたくさんあります。 (グランプラスから徒歩圏内です。)