かしこく選びたい!新鮮で安心安全な農産物
新鮮で安心安全な農産物
社団法人JA総合研究所が行った「野菜の消費行動に関する調査結果(H20年)※」によると、野菜を購入するときに重視していることの回答として、鮮度 83% 、国産品 68%、価格58%、旬のもの50%の順に多く、日々新鮮で安心安全な農産物を食卓に取り入れたいというニーズがあることがよくわかります。
ここでは、食育に取り組んでいる親御さんが買い物で迷わないためにも、農産物の表示の見方をポイントをおさえてご紹介します。
【参考引用文献】
※東社団法人JA総合研究所 野菜の消費行動に関する調査結果(H20年)
野菜や果物などの農産物をかしこく選ぶには
毎日の食卓に欠かせない野菜や果物。生で食べる機会も多いだけに、より新鮮なものを選びたいものです。農産物の表示のポイントをわかりやすくまとめました。農産物の表示
■野菜や果物など農産物に必要な表示
・名称
その内容を表す一般的な名称が表示されています(例:ほうれんそう、かぼちゃ、ピーマンなど)。
・原産地
国産品:都道府県名を記載します。都道府県名より狭い地域の市町村名やその一般的に知られた地名を記載することもできます。
輸入品:原産国名を記載します。
・表示方法
野菜や果物は、袋に入れられたものやかごに盛られて販売されているものなどがあります。表示方法としては、袋への表示、ポップ(立て札)表示が一般的ですが、仕入れた箱などに名称や原産地の表示があればそれを利用した方法も認められています。
・食品添加物
外国産のオレンジ、レモンなどのかんきつ類やバナナなどは、長時間の輸送貯蔵中にカビが発生します。その発生を防止するために収穫後に使用される農薬を、我が国では添加物として規制しています。防かび剤が使用されたかんきつ類やバナナなどを販売する際には、バラ売りであっても値札や品名札あるいは陳列棚などに、使用した物質名を分かりやすい方法で表示するように決められています。
【参考引用文献】
東京都 福祉保健局 健康安全部 食品監視課 食品表示リーフレット「大切です!食品表示」
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