五月病のイメージ

そのだるさややる気のなさはもしかして…!?

漢方や薬膳のベースでもある中医学は、「心身一如」の考え方を重視しているので、ココロとカラダを切り離して考えず、ふたつのバランスを取りながら改善させることが得意です。とくに病院で検査をしても異常がなく、原因がわからないようなケースに、中医学の治療が有効な場合も少なくありません。

たとえば「梅核気(ばいかくき)」。その名の通り、ちょうど梅の種がノドにつかえたような感じがするのですが、吐き出しそうとしても何も出てこないし、飲み込もうとしても飲み込めない。何かが詰まっているような感覚がずっと消えません。

これらの症状を聞くと「気管支に問題があるのでは?」と思いがちですが、実は性格が内向的で神経質であったり、不安ごとを多く抱えて眠れないなどの症状をかかえていたりします。

中医学ではこれを五臓では「肝」、カラダを構成している気血水では「気」の異常とみて、滞った気をめぐらせてノドの痰をとり、自律神経のコントロールを担っている肝の機能を正常にさせるのです。

ここで五月病になりやすい代表的なタイプを3つ挙げてみます。それぞれ当てはまる症状が1~2個なら問題ありませんが、3つ以上当てはまるものがあれば、要チェックです。オススメの漢方や食材をあげるので、参考にしてください。

五月病になりやすいチェックA

  • イライラしやすい
  • ストレスを感じやすい
  • 目が充血しやすい
  • 口が渇き、苦く感じる
  • 怒りっぽい
以上が当てはまるアナタは、ストレスを抱えやすく体内に熱がこもりがち。曲がったことが嫌いで、完璧主義者も多いです。物事を動かす元である気や、血の流れが停滞しているので、滞った気の流れスムーズにしたり、余計な熱を冷ますことが大切です。

代表的な漢方薬は加味逍遥散(かみしょうようさん)や、逍遥散。どちらも停滞した気をめぐらせ、消耗した血を補う作用があります。のぼせなどの熱感があるようなら、加味逍遥散がベターです。

食材だとミント、しそ、セロリ、ピーマン、みかん、ゆず、グレープフルーツ、ジャスミン、マイカイカ(中国ローズ)などがあります。香りのよいものも効果的です。

残り2つのタイプと漢方は次のページで!