東ドイツ博物館に行こう!
東ドイツの共産テクノを研究するためには、その文化的背景を理解しなくてはなりません。3月にベルリンを訪れた主要目的は、東ドイツについて調べる事。しかし、現在ドイツ民主共和国(東ドイツ)は消滅し、存在しません。まだ東ドイツの面影を残している場所にも行きましたが、当時の記録を知るために出来るだけ多くの東ドイツに関する博物館を訪ねました。前回紹介したオステル・ホステルは、立地的にも絶好の宿となりました。今回は、先ず、東ドイツを知るためのベルリンにある博物館を紹介します。DDR Museum Berlin(東ドイツ博物館 ベルリン)
先ずはここへ行きましょう。DDRとは前回説明した「ドイツ民主共和国」のドイツ語表記の頭文字を取ったものです。正式名は「DDR Museum」ですが、他にもDDR Museumがありますので、DDR Museum Berlinと書く事にしました。2006年にオープンした、東ドイツ時代の生活様式を展示したこの博物館は、博物館が豊富なベルリンでも人気のスポットとなっています。右は、何気に風格がない東ドイツの国産Boxerの東側ジーンズ。左は、東ドイツの若者が憧れたLevi’sの西側ジーンズ。
お隣は系列レストラン(DDR-Restaurant Domklause)になっており、川沿いで東ドイツ料理を体験できます。なかなか商売上手!
DDR Museum (English)
Alltag in der DDR(東ドイツの日常)
ベルリンのKulturbrauerei博物館(Museum in der Kulturbrauerei)で2013年にスタートした展示。醸造所跡地をリモデルした地区にこの博物館はあり、ずっと継続するのか不明ですが、現状では常設展示となっています。LIEBE(LOVE)なオブジェがあります。先ずは、共産主義陣営の定番、歴代指導者の銅像とプロパガンダ・ポスターからスタートです。
Museum in der Kulturbrauerei (Visit Berlin)