まず最初に動きの確認をしてみましょう。ジュテは、片足で踏み切って跳び、他の片足に下りるステップです。プティ・ジュテからグラン・ジュテまで、ステップのダイナミクスが違います。動きの幅は小さいものから大きなものまで様々ですが、動足を強く投げるように動かすというのに変わりはありません。ジュテを理解してとことん攻略してみましょう。



プティ・ジュテ

プティ・ジュテのほとんどが足を側方に出して跳ぶステップです。跳んだときに前方か後方に少し進んでいきます。進む幅は、5番で交差した足が入れ替わる分だけです。それ以上移動すると、違うステップになりますので、注意が必要です。


大きなジャンプの代表格の一つがグラン・ジュテ。空中での姿勢を見せる瞬間がシャッターチャンスです。

大きなジャンプの代表格の一つがグラン・ジュテ。空中での姿勢を見せる瞬間がシャッターチャンスです。


グラン・ジュテ・アン・ナヴァン

みなさんがよく耳にするステップですね。舞台の端から端までを勢いよく跳んでいく、あのジャンプです。グランは 「大きい」 という意味ですから、本当に大きく跳ぶ必要があります。動足でグラン・バットマンをしながら軸足で踏み切って前方に高く跳び、空中で前後の開脚姿勢を保ちます。この瞬間がシャッターチャンスになります。



パ・ドゥ・シャ・ジュテ

上記のグラン・ジュテ・アン・ナヴァンとほぼ同じですが、動足がグラン・バットマンではなく、デヴェロッペするグラン・ジュテです。グラン・ジュテ・デヴェロッペ・アン・ナヴァンとも呼ばれます。



グラン・ジュテ・アン・トゥールナン・アントルラセ

アントルラセとだけ呼ばれていることの方が多いと思います。アン・トゥールナンは 「回りながら」、アントルラセは 「交差しながら」 という意味です。グラン・ジュテしながら空中で半回転し、両足が交互にグラン・バットマンしながら交差するステップです。着地のポーズはアラベスクに保たれます。


◎動きも大事だけど、姿勢も大事
小さなジュテも大きなジュテも、回転するジュテも、とにかく空中での姿勢保持が大切になります。ジャンプは、跳び上がる動き、空中頂点での姿勢、下りてくるときの動き、そして下りた後の姿勢、この4つの要素がとても大切です。

動き→姿勢保持→動き→姿勢保持

この4つを区分して丁寧に動かしてみましょう。ほとんどの場合、動きだけにとらわれて、空中での姿勢と下りた後の姿勢が疎かになります。姿勢を見せるために動くという意識を持つように心がけると、動きそのものがコントロールできるようになります。

試してみてください。



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。