VIRON、ラデュレを経て独立

アディクト オ シュクル

アディクト オ シュクル

2014年4月26日、東急東横線都立大学駅から少し歩いたところに、かわいいお菓子屋さんがオープンしました。「アディクト オ シュクル」。甘いもの好きが高じてパティシエールとなった石井英美さんのお店です。
石井英美さん

石井英美さん

石井さんは自分のことを「甘いものに中毒している」と言い、それが店の名前となったのですが、そこにはふたつの想いが込められています。ひとつは、甘いものを食べる時の幸福感を享受するばかりでなく、自らもたくさんのひとに渡すことができたら、という初心。もうひとつは自分が「ただの甘いもの好き」であることを意識し、初心を持ち続けるため。
タルト オ ザブリコ

タルト オ ザブリコ


スイーツを食べ歩くうちに自分でも作るようになり、プロの道へ進もうと一念発起した石井さんは仕事を辞めてエコールキュリネール国立(現在のエコール 辻 東京)、同フランス校へ進学、アンジェの「グルニエ ア パン」、「ル トリアノン」にて研修後帰国、「アテスウェイ」、「ヴィロン」、「ラデュレ」などの名店を経て今に至ります。
ブリオッシュ ア テット

ブリオッシュ ア テット


「アディクト オ シュクル」にはお菓子屋さんならではのリッチな配合のヴィエノワズリが並んでいます。メインの生菓子や焼き菓子同様にそれはオーソドックスなフレンチスタイルで、パリのスタンダードをあたりまえに出す店、と早くも話題に。「フランスかぶれなので、なにかフランスらしいものを伝えたいと思っているんです」と石井さん。話を伺ううちに、彼女の思う「フランスらしい」とは、「おいしくて、洒落ている」とほぼ同義のように感じられました。
カヌレやシュケット

カヌレやシュケット


さて、次のページではヴィエノワズリをいくつかご紹介します。