森山開次
森山開次
『LIVE BONE』(2013年)
撮影:宮川舞子
音楽はもちろん、ダンスにも白井さんはすごく興味を抱いていたりと、本当に広い視野を持っているのを感じます。演出家というカテゴリーを感じさせないほどいろんな才能をお持ちで、今回この企画を聞いたときは、“あ、そうですよね、こういうことやりたいですよね”と、白井さんの想いがスッと理解できました。台本はなくても、この『Lost Memory Theatre』という言葉から想像できることは本当に沢山ある。何も決まってないけれど、自分の中ではすでに動いていて、いろんな想像を膨らましては、毎朝三宅さんの音楽を聴いて家で踊っている自分がいます。なので私的にはスタートしていて、自分の感覚を稽古場でぶつけていきたいと思っています。
『TSUBASA』(2010年) 撮影:設楽光徳
ダンサーはオーディションで選びましたが、本当に沢山の応募をいただきました。当日は実際に三宅さんの音楽で審査をして、みなさんオーディションでありながら楽しんで踊っていたように感じます。今回は振付という形でも関わるので、三宅さんの音楽に対して僕ができることは何なのかとちょっと緊張する部分もあります。ただ僕としてはガッツリと自分を出して振付をしていけたらと思うし、この作品に関われたことをとても嬉しく思っています」
記者会見の模様