レギュラーガソリン仕様のラグジュアリーセダン
気づけばこんなに値落ちしていて「おいしい!」という中古車をご紹介しているこの企画。今回はキャデラックCTS(旧型)をご紹介したいと思います。2.8Lは214ps、3.8Lは311psを発揮。3.6Lモデルはそのパワーに見合った専用のサスペンションを備えます。ウインドウウォッシャー液はスイッチひとつで60度にまで温めることができるので、雪の日などに便利です
ちなみにCクラスや3シリーズをがっちり狙うATSが2013年4月に登場。それを受けて2014年4月のフルモデルチェンジにはさらに大きくなって(全長4970mm)価格も上がり、はっきりとEクラスや5シリーズをライバルとするモデルとなりました。
さて、クラスレスなのは設定だけではなく、日本人が持つ「アメ車」のイメージを大いに打ち崩します。まず走りが全然ゆるっとなんかしていません。ドイツのニュルブルクリンクで走り込んだ成果はダテではなく、硬めでスポーティな乗り心地です。
一方で、忘れてはいけないのが、2.8Lと3.6LのV6エンジンがドイツ車のライバルたちと違い、レギュラー仕様だということです。消費税も上がり、ガソリン代が気になる昨今、これはうれしい仕様です。
横滑りを防止するスタビリトラックを装備。またリモコンキーをポケットに入れておくだけでドアやトランクを開けることができます。さらにリモコンキーのボタン一つでエンジンをスタートさせることも可能
そんな2代目CTSの走行距離5万km未満の中古車は、原稿執筆時点で248万円から見つかります。2008年式/4.7万km/修復歴なしの3.6Lモデル。新車時の60%オフとおいしい価格です。
ちなみに旧型Eクラス(E350)の同年式&同走行距離なら200万円以下から見つかりますから、お買い得感でいえば、Eクラスでしょう。
しかし、このデザインにノックアウトされたなら、新車時の半額以下から5万km以下が見つかるようになった今が狙い目ではないでしょうか。
CTSの魅力を、まだまだ次ページで見ていきましょう。