前回の記事「ケアマネージャーの独立 封筒について」では、法人の設立から什器備品、事務用品の購入について紹介してきました。今回は集客について例を紹介します。事務所を構え、待っていても利用者は来てくれませんので、何らかの形で利用者確保に努める必要があります。

私がケアマネージャーとして独立開業したのは2008年9月でしたのでもうすぐ6年になりますが、開設当初は閑古鳥が鳴いていました。仕事らしい仕事といえば役所からの委託を受けて、介護保険の認定調査を行う日々でしたので、収入面でも精神衛生面でも大きな問題を抱えていました。本記事が、独立を検討されている方にとって少しでも参考になり、また、反面教師としてもらえれば幸いです。

あいさつ回り

ホームページの開設も視野に

ホームページの開設も視野に

事務所を開業したら、まずは関係機関にあいさつ回りをすることでしょう。昔からその地域でケアマネージャーとして活動されていた方は問題ないと思いますが、新天地での開業は地域でのネットワーク作りに時間がかかることと思います。まずはその第一歩として、あいさつ回りがある訳です。

「ケアマネージャーがあいさつ回り?」と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、ケアマネージャーも介護保険制度下の事業所です。今後、連携を行う上で、開業時のあいさつは重要になってきます。この際、あまり営業色を強く出されるとマイナスイメージがついてしまう恐れがありますので注意しましょう。

一般的に、ケアマネージャーとして集客を考える際、規模の大きい社会福祉法人や、地域包括支援センターなどを併設している事業所が強いと感じています。これは経営基盤がしっかりしていることからの安心感や、地域でのネームバリュー、行政委託事業を受託する信頼感があるからです。

では、居宅介護支援のみで開業した場合はどうでしょう。法人の規模もネームバリューも乏しいので、個人の資質が重要になってきます。ですから、「利用者を紹介してください。」と地域包括支援センターに営業をかけてみたところで、相互の信頼関係がないうちは紹介までには至らないことが多い訳です。

次のページでは、引き続き集客について紹介します。