平成27年10月11日(日)に実施された、第18回介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)について、介護支援分野保健医療サービス分野に続いて、福祉サービス分野のガイド個人による解答予想と試験問題に関する考察をします。

福祉サービス分野の総評

第18回ケアマネ試験undefined福祉サービス分野

第18回ケアマネ試験 福祉サービス分野

介護保険法改正、障害者総合支援法についての出題はありましたが、生活困窮者自立支援制度についての出題はありませんでした。その他は、成年後見制度など、例年通りの出題内容となっています。

難易度に関しても、前年同様で、大きな混乱は無いように感じます。平成27年の介護保険改正内容を習熟している場合は、特に変わった点の無い試験であったといえます。

福祉サービス分野の解答予想

福祉サービス分野undefined解答予想

第18回ケアマネ試験 福祉サービス分野 解答予想



各問題の考察(問46~問60)

■問46
ソーシャルワークの観点についての問題です。例年どおりですので特に問題はありません。

■問47
面接場面におけるコミュニケーションの技術についての問題です。これも例年どおりです。

■問48
メゾ・ソーシャルワークについての問題です。メゾ・ソーシャルワークを理解していないと解答に難しい部分ではありますが、一般的な集団援助に関する知識があればそれほど難易度が高い問題ではありません。

■問49
支援困難事例への基本的アプローチについての問題です。この問題も、一般的な支援者の対応として逸脱していなければ問題ないでしょう。

■問50
訪問介護についての問題です。簡単な問題といえます。ただし、介護報酬単位や加算などの介護報酬の基礎的な知識を有している必要はあります。

■問51
通所介護についての問題です。上記同様、簡単な問題といえます。

■問52
短期入所生活介護についての問題です。上記同様、簡単な問題といえます。

■問53
特定施設入居者生活介護についての問題です。上記同様、簡単な問題といえます。

■問54
福祉用具についての問題です。上記同様、簡単な問題といえます。

■問55
介護予防訪問入浴介護についての問題です。「 介護予防小規摸多機能型居宅介護を利用している間も,介護予防訪問入浴介護費を算定できる。」については、小規模多機能型居宅介護の理解も必要となります。サービスの併用はできませんので理解しておいてください。

■問56
小規摸多機能型居宅介護についての問題です。プライバシー保護の観点から、「宿泊専用の個室を設置することが,義務付けられている。」は正解と思いがちですが、そのような規定はありません。

■問57
指定介護老人福祉施設についての問題です。特に問題ありません。

■問58
生活保護制度についての問題です。「介護保険施設に入所している生活保護受給者の日常生活費は,介護施設入所者基本生活費として,介護扶助から支給される。」については、介護扶助からは支給されません。保護費を受給した中から、自身が支払います。

■問59
成年後見制度についての問題です。「2014(平成26)年最高裁判所事務総局家庭局「成年後見関係事件の概況」によれば,親族が成年後見人等に選任された割合は,全体の半数を超えている。」については間違えやすい問題かもしれません。現在、半数以上が司法書士などの職業後見人が選任されています。

■問60
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律についての問題です。一見難しい問題ですが、確実に正解とわかるものが3つありますので、それほど難易度は高くありません。


○他の問題については以下のリンクからご確認ください。
第18回ケアマネジャー試験の解答予想 介護支援分野
第18回ケアマネジャー試験の解答予想 保健医療サービス分野
第18回ケアマネジャー試験の解答 福祉サービス分野 (本記事)
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