タイの遊びどころがわかる観光ガイド

きらびやかな寺院から、透明度の高く美しい海が広がるビーチリゾートやエキサイティングなタイの国技ムエタイ……とタイの旅には様々な楽しみ方があります。今回はそんなタイの見どころと観光の楽しみ方をご紹介。旅のプランニングにお役立てください。

タイの寺院

寺院の中には鮮やかな壁画が描かれていることが多い(c)タイ政府観光庁

寺院の中には鮮やかな壁画が描かれていることが多い(c)タイ政府観光庁

国民の94パーセントが敬虔な仏教徒であるタイ。仏教は国民の生活に、本当に深く根づいていて、寺院は彼らにとってとても身近な存在と言えます。タイで寺院を巡ることでタイの魅力や国民性に触れることができるでしょう。タイの寺院は日本とは異なりきらびやか! 灼熱の太陽を浴びて艶やかに輝いている寺院は非常に見応えがあります。

初めてバンコクを訪れるのであれば、まず足を運んでおきたいのがバンコク市内にある3大寺院、ワット・プラケーオ(エメラルド寺院)、ワット・ポー(涅槃仏寺)、ワット・アルン(暁の寺)。

古都チェンマイなら標高1000メートルの山にそびえたつワット・プラタート・ドイステープという寺院です。この寺院からは眼下に広がるチェンマイ市内を一望することができます。また、チェンマイをはじめバンコク以外の地方都市では、今でも早朝になると修行僧が町を歩いて托鉢を行っている姿を目にすることができます。

タイの仏教について知っておきたい基本情報・関連記事はこちら>>>

タイのビーチ

海の透明度が高い時期はスキューバダイビングやシュノーケリングも満喫できる

海の透明度が高い時期はスキューバダイビングやシュノーケリングも満喫できる

タイには数多くの魅力的なビーチがあり、まさにビーチリゾートの宝庫と言えるでしょう。特に南部にはリゾートアイランドが点在しています。やはりビーチを楽しむためには雨の降らない暑期か乾季に訪れたいもの。ちなみにベストシーズンと呼ばれるのは乾季にあたる時期です。

■プーケット島

ビーチリゾートに行ったら新鮮なシーフードも堪能したい

ビーチリゾートに行ったら新鮮なシーフードも堪能したい

ご存知、アジアを代表する老舗リゾートアイランド。アンダマン海の真珠とも呼ばれているプーケットの魅力は、美しい海とマリンスポーツなどのビーチアクティビティだけではありません。観光開発が始まってから長い歴史を持っているため、ホテル、ショッピング、ナイトライフ、ゴルフなど観光に必要な要素がすべて揃っているのです。また近隣にも小島が点在し、ダイバーにも人気のスポットでもあります。
■サムイ島
タイ湾に浮かぶサムイ島は近年ラグジュアリーなヴィラやブティックリゾートが建設されていることで注目されはじめている穴場リゾート。ヤシの木より高い建物を建ててはいけない、という島の観光条例により、自然と調和した景観が形成されています。観光開発が進んでいるとはいえ、まだ昔ながらの町並みも残っているのも魅力。素朴な雰囲気と洗練されたホテルやショップが共存しているのが、サムイらしさと言えるでしょう。日本の夏休み時期に、タイで唯一雨季の影響を受けないビーチリゾートでもあります。
■その他のビーチリゾート
この2つの代表的な島以外にも多くのビーチリゾートがあります。バンコクから近いのは、パタヤ、サメット島ホアヒンなど。またクラビやタオ島、ピピ島なども手付かずの自然が残っているため観光地化されたビーチ以外に行きたいという人にとって穴場的なビーチリゾートです。 


タイの山岳地帯

ガイドも何度か山岳民族の村に滞在したことがあるが、彼らの文化に触れ貴重な経験ができた(c)タイ政府観光庁 

ガイドも何度か山岳民族の村に滞在したことがあるが、彼らの文化に触れ貴重な経験ができた(c)タイ政府観光庁

タイ北部の山間部には異なる十数の少数民族が今でも住んでいて、タイ人とはまったく異なる文化、言葉を持っています。山岳民族のなかで最も人口の多いのが、隣国ミャンマーとタイの国境付近に多く暮らすカレン族。次いで多いのは中国とラオスから19世紀頃タイに移住してきたモン族。ほかにも農耕儀礼のひとつ「ぶらんこ祭り」が有名なアカ族、刺繍を施した衣装が特徴的なヤオ族、パステルカラーの衣装が印象的なリス族などが暮らしています。山岳民族の村々へのトレッキングツアーも多く、チェンマイ、チェンライ、メーホンソンが拠点となります。


タイの象観光

タイに来て象に乗らないのはもったいない!一度載ったら象の賢さに気づくはず

タイに来て象に乗らないのはもったいない!一度載ったら象の賢さに気づくはず

タイにおいて象は、多くの人々にあがめられ、大切にされている動物です。その昔、戦争の時は象が王を乗せて戦っていましたし、山の多いタイでは林業などにおいて貴重な労働力でもありました。このようにタイの歴史、風習と深く関わっていて、タイ人の生活と密接な結び付きを持ってきたため、国家の象徴動物とされています。今では観光客が象に乗ることができるスポットも多く、観光客からは「タイに行ったらやってみたいこと」の上位に必ず入るほどの人気です。

半日間、象使いの訓練を受けたあと、直接象にまたいで乗るという経験も、忘れられない経験

半日間、象使いの訓練を受けたあと、直接象にまたいで乗るという経験も、忘れられない経験

バンコクならローズガーデン、サンプラーン・エレファント・グラウンドで象乗り体験が、そしてバンコクから日帰りで行けるアユタヤも象に乗りながら遺跡を見ることができます。ビーリリゾートのプーケットやサムイにも象乗り体験ができるスポットがありますが、象乗りの本場といえば何と言ってもタイ北部のチェンマイ、チェンライ! 山や川の中を象の背中に乗って練り歩くエレファントキャンプから、象使い訓練まで受けられる象保護センターなど象に関する施設が国内でも一番多いのが北部なのです。また、東北地方のスリン県では毎年「象祭り」が開催され、この時期に合わせて全国各地にいる数百頭の象が集合します。これだけの象が一堂に集まりショーが催されるシーンは圧巻。 


タイでムエタイ観戦

やはり本場で見るムエタイは迫力が違う!

やはり本場で見るムエタイは迫力が違う!

世界最強の立ち技と言われているムエタイはタイの国技。タイでは、本場の熱い戦いを間近で観戦することができます。今ではタイ人選手だけでなく、ムエタイ修行でタイに来ている日本人選手とタイ人選手の試合が開催されることもあるほど。

2~3階席では試合でギャンブルをしている地元のおじさんたちの熱気がすごい

2~3階席では試合でギャンブルをしている地元のおじさんたちの熱気がすごい

タイの国内各地で大小さまざまな試合や大会が開催されていますが、有名なムエタイのスタジアムはバンコク市内にあるルンピニボクシングスタジアム(Lumpinee Boxing Stadium)とラーチャダムヌンボクシングスタジアム(Ratchadamnoen Boxing Stadium)の2つです。


 

タイ舞踊

きらびやかな衣装、あでやかな動きに魅了されること間違いなし(c)タイ政府観光庁

きらびやかな衣装、あでやかな動きに魅了されること間違いなし(c)タイ政府観光庁

きらびやかな衣装と美しい指の動きで演じられるタイの古典舞踊は、スコータイ王朝の時代から伝承されてきている伝統文化です。踊りはインドに伝わる長大な叙事詩「ラーマーヤナ」をもとに、タイ風に翻案した「ラーマキエン」が題材に。タイ舞踊を鑑賞しながら食事の出来るバンコク市内の代表的なレストランは以下3軒です。

<DATA>
Riverside Terrace(リバーサイドテラス)
住所:257/1-3 Charoen Nakorn Rd., Thonburi,Bangkok
TEL:02-476-0022
アクセス:BTSサパーンタクシン駅からタクシーで15分

Sala Rim Naam (サラリムナム)
住所:48 Oriental Ave., Bangkok
TEL:02-659-9000
アクセス:BTSサパーンタクシン駅から徒歩10分

■White Elephant(ホワイトエレファント)
住所:JW Marrriott Hotel 4, Soi 2 Sukhumvit, Bangkok
アクセス:BTSナナ駅から徒歩2分

 

タイの世界遺産

遺跡に行く前にタイの王朝の歴史を少し勉強しておくと更に興味深く見ることができる

遺跡に行く前にタイの王朝の歴史を少し勉強しておくと更に興味深く見ることができる

タイ国内には遺跡や貴重な動物たちが生息している森林が数多く残っており、その中のいくつかはユネスコの世界遺産として登録されています。タイ国内の世界遺産は、2005年に1つ増え、2009年現在全部で5つ。そのうち3つが遺跡で文化遺産、残りの2つが森林郡や野生生物保護区として自然遺産に登録されています。

■文化遺産
アユタヤ遺跡:首都バンコクから約72Km北にある街で、日帰りも可。アユタヤ王朝は14世紀から400年以上アユタヤ王朝として栄えてきました。 スコータイ遺跡:バンコクから、北へ約447kmのあたりに位置していて飛行機で約1時間、長距離バスで約7時間。「幸福の夜明け」という意味を持つスコータイ王朝はタイ民族最初の王朝です。 バン・チアンの古代遺跡:タイの東北部ウドンターニー県、ノーンハーン郡にある古代文明の遺跡。紀元前の土器や動物の骨などが見つかっており、東南アジア独自の文明を知る手がかりとして考古学的に注目されています。

■自然遺産
ドン・パヤーイェン‐カオ・ヤイ森林群:バンコク北東部の6県をまたいでカンボジア国境まで広がる森林群。森林郡の中心的存在で、観光客も最も多いのがカオヤイ国立公園です。

トゥンヤイ-ファイ・カ・ケン野生生物保護区群:バンコクから西へ130km、ミャンマーとの国境地帯にあるトゥンヤイとファイ・カ・ケンの2つの野生生物保護区群。東南アジア随一の自然保護区域のひとつです。

世界遺産の詳細はこちら>>>

タイの水上マーケット

最近では外国人用の水上マーケットより、地元の人向けの水上マーケットの方が観光客にも人気が出てきている(c)タイ政府観光庁

最近では外国人用の水上マーケットより、地元の人向けの水上マーケットの方が観光客にも人気が出てきている(c)タイ政府観光庁

バンコクの街にはいくつもの運河が流れていて昔は「水の都」と呼ばれていました。この水辺にも行商船が集まり、マーケットができたのが水上マーケットのはじまりです。

今日では交通機関の発達とともに、その数はめっきり減ってしまいましたが、文化保護と観光客誘致のためにいくつか保存されています。

代表的なのが外国人観光客向けにはダムヌンサドゥアク水上マーケット。地元のタイ人が週末に訪れる観光スポットとして人気なのがアンパワー水上マーケットとタリンチャン水上マーケットです。

ダムヌンサドゥアク水上マーケットの雰囲気は素晴らしいのですが、外国人観光客向けということもあり、売られているお土産品などの値段がとても高いのが難点……。

タリンチャン水上マーケットに行ったときにはボートをチャーターして運河めぐりをしたガイド

タリンチャン水上マーケットに行ったときにはボートをチャーターして運河めぐりをしたガイド

英語はあまり通じませんが、お土産や屋台の値段も安くローカルムードの漂う水上マーケットを見たいならアンパワー水上マーケットとタリンチャン水上マーケットがおすすめです。

どこのマーケットもバンコクから車でアクセスができ日帰りで行くことができますが、車以外の交通手段がほとんどないので、現地発着のツアーなどで申し込むと便利です。

<DATA>
Wendy Tour(ウェンディツアー)
住所:9th Floor, Siam@Siam Hotel Building, 865 Rama 1 Road, Pathumwan, Bangkok
TEL:02-216-2201
E-Mail:yoyaku@wendytour.com (日本語可)

 

タイのニューハーフショー

子供と一緒に行ってもOKな健全なショーです。きっと大笑いしながら楽しめます(c)エスニック大好き

子供と一緒に行ってもOKな健全なショーです。きっと大笑いしながら楽しめます(c)エスニック大好き

タイのニューハーフがどれだけ美しいのか自分の目で見てみたい!という人にオススメしたいのが、バンコクをはじめ大都市には必ずある「ニューハーフショー」です。このタイならではのエンターテインメントは、初めてバンコクに行った人でも躊躇することなく健全な雰囲気で楽しめますよ。

バンコクでニューハーフショーが見られるのはカリプソ・キャバレー(Calypso Cabaret)とマンボー・キャバレーショー(Mambo Cabaret Show)の2軒です。

バンコクから車で行けるビーチリゾート、パタヤにもあります。ここはニューハーフ美人コンテストとして知名度が高い「Miss Tiffany's Universe」というコンテストが毎年開催されています。

<DATA>
■Tiffany(ティファニー)
住所:464 Moo 9, Pattaya 2nd Road, Chonburi
TEL:038-421-700~5
ショータイム:18:00~、19:30~、21:00~
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