私たち、今は2人とも元気だけど、医療保険、入った方がいいかな?
入院患者数と入院日数は減少傾向?
ご夫婦のライフプラン相談をお受けしていると、万が一の備えとして、死亡保険や医療保険の見直しをすることも多いです。「これまで病気らしい病気をしたことがないけれども、入院したらどれくらいお金がかかるんでしょうか?」という方には、一般的な統計データを使って、入院日数やかかる費用の目安をお伝えしています。この統計データは、主に厚生労働省が3年ごとに発表している患者調査を使うことが多いのですが、全体的に入院日数は減少傾向にあります。
【参考コラム】●夫婦の医療保険をどう考える?
一方、入院している患者数はというと、平成23年10月現在、合計約134万人(男性約61.4万人、女性約72.8万人)で、年代別にみると、以下のようになっています。
これを見ると、確かに60代以降になると入院患者数がグンと増えるのが、よく分かります。シニア世代の方から「若いうちに保険に入っておけば良かったけど、あの頃は必要ない気がしてね……。」という声も聞きますが、納得してしまいました。けれども、この入院患者数も、平成20年の調査(合計約139万人)、平成17年の調査(合計約146万人)と、近年、入院患者数は減少傾向にあります。医療の進歩や早期発見・早期予防の効果もあるのかもしれません。
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